“行”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
34.2%
17.8%
11.1%
おこな7.1%
ぎょう5.7%
ゆき4.9%
こう2.4%
ぎやう2.0%
おこない1.9%
ある1.3%
(他:175)11.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怠惰屋なまけやなぞになられてたまるものか、學校がくかうくのがいやならさくらかはむかすがいか
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
人顔ひとがおのさだかならぬ時、暗きすみくべからず、たそがれの片隅には、怪しきものゐて人をまどはすと、姉上の教へしことあり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「おらも乗ってきゃ小遣こづかいもれえたに、号外を遣ってもうけ損なった。お浜ッに何にも玩弄物おもちゃが買えねえな。」
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さあ、みんなかへれ。してたれ宿屋やどやつて、わたし大鞄おほかばん脊負しよつてもらはう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小「嘘をつけえ、三百石の田地持が六百ばかりの端銭はしたぜにで江戸へこう筈はねえ、さアぐず/\するとたゝッ斬るぞ、仁助縛っちまえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
誠にどうも向うが見えませんからせまとほりへつて、拝観人はいくわんにんなかへでもむやうなことがあつて
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
作「ウーン、それだけだな、己はもうこれで五十を越してるんだから百両で二十両になるのなら、こんな首は打斬られても惜くもねえからるべえか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
詮索好きの君は、あの当時、よく僕の教室へ来て誰が、何のために出して、どういう意味があるだろうかと、色々推定をってきかせてくれたものだ。
闘争 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
られまいとして、産毛うぶげの生えた腕を突張り大騒ぎってみるが、到頭られて了い、又其処らを尋ねて、ほかの乳首に吸付く。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
昭和せうわ年度ねんど豫算よさんおいても府縣ふけんではすでに七千萬圓まんゑん節減せつげんおこなつたのであるが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
なんゆへに、婬賣いんばい女につみおこな資本しほんりながら、香水料こうすいりよう慈惠じけいせしや
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
そのうち、三・一五事件じけんとして有名いうめいな、日本にほん×××ゐん全國的ぜんこくてき大檢擧だいけんきよおこなはれた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
民部みんぶ即座そくざ矢立やたてをとりよせ、筆をとって、サラサラ八ぎょうを書き、みずから梅雪ばいせつの手もとへ返した。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このぎょうを、彼は、暁天ぎょうてんから夕べまで、また、よいから深夜まで、一日何百回、行の熟達につれて、何千回もくり返して行った。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正道正業しょうどうしょうごう思惟しゆいさるる事には恭敬心くぎょうしんを以て如何にも素直にこれを学び之をぎょうじたのであった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
元日にある人のもとゆきければ、くいつみをいだし、ことぶきをのべてのち、これを題にして、めでたく歌よめとはべりければ
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
うまれかはらば華族くわぞくにとばかり、此處こヽでヽ何處いづこゆきけん、わすれぬひめのことわすれねばこそ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ゆるしたまへと言葉ことば學校がくかうといひ、手紙てがみといひ、我罪わがつみ、おあとからゆきまする、こひしききみ
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
自ら奮って犠牲たらんと欲するは、真に志士の天職を、まっとうする者と、しばし讃嘆の念に打たれしが、儂もまた、このこう決死せざれば
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
新兵衛たちは一こう四、五十人の徴税使をつれて世良田へ入った。といっても、義貞の居館へではない。その隣の“たちぼう”とよぶ寺だった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もしこのこうに、秀吉が加わっていたら、家康のこの行届き方を眺めて、真に誠意の現われとたか、これは喰えない曲者くせものと察したろうか。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かゝる僧なれば年毎としごと寒念仏かんねんぶつぎやうをつとめ、无言むごんはせざるゆゑ夜毎よごとに念仏してかねうちならし
【毛織】cilicio 馬の毛等を結びあはせて造れる粗き衣にて昔隱者これを肌に着けそのたえず身を刺すを忍びて一種のぎやうとなせりといふ
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ぎやうの松と梅屋敷の間を、平次は何べん歩いたことでせう。やがて四方が雀色になつた頃、紫御殿の裏から、そろ/\潜り込む隙を平次は狙つて居りました。
太初がことばであるかおこないであるかを(考えるのではなく)知り切っている人に取っては、この感想は無視さるべき無益なものであろう。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
その人間の心で、虎としてのおのれ残虐ざんぎゃくおこないのあとを見、己の運命をふりかえる時が、最も情なく、恐しく、いきどおろしい。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
それは頼家よりいえが生れて間もない時のこと、政子には継母けいぼに当る遠江守時政の後妻まきかたから頼朝のおこないついて知らして来た。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
インドまた香具売り兼幻師てじなし軽業師かるわざしで歌舞乞食しあるき、その妻女艶美でしばしば貴人に御目留まる賤民乾闥婆と呼ばるるあり。
すなわち、食をかくす処あり、腹になく、あるくを以て食を消す、尻に毛なくして尾短し、手足人のごとくにて能くって行く
かの「あるき筋」とか、「掃除筋」とか、「番太筋」とかいう筋のものの中には、かくの如くにして起ったのが少くなかろうと解せられる。
なお因縁深ければ戯談じょうだんのやりとり親切の受授うけさずけ男は一寸ちょっとゆくにも新著百種の一冊も土産みやげにやれば女は
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かの末木の香は「世の中の憂きを身に積む柴舟しばふねやたかぬ先よりこがれゆくらん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
二人は、頭を没する熊笹の間を僅に通う帯ほどのみちを暫くゆくと、一人の老人の百姓らしきに出遇つたので、余は道庁の出張員が居る小屋を訊ねた。
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
人はお嫁にいってから家政に苦労するのに、自分は反対に小娘の時から舅姑しゅうとしゅうとめのような父母に仕えてあらゆる気苦労と労働とをしていた。
私の貞操観 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
==ねんねんよ、おころりよ、ねんねの守はどこへいた、山を越えて里へいった、里の土産に何貰うた、でんでん太鼓にしょうの笛==
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
活動の始まりれから長崎にいって、そうして桶屋町おけやまち光永寺こうえいじうお寺を便たよったと云うのは
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
我もけがれたるこの世に生れたれば、穢れたりとは自ら知らで、あるひは穢れたる念を起し、或は穢れたるおこなひすことあらむ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
年は六十あまり、たゞ念仏三昧ざんまい法師はふしにて、无学むがくなれどもそのおこなひ碩僧せきそうにもをさ/\おとらず。
人たるの道を尽す? 人たるのおこなひを為る? ああ、うるさい、憥い! 人としてをればこそそんな義務も有る、人でなくさへあれば、何も要らんのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
大学病院へ通つてゐましたか、ぐらゐの話を、人みしりする私でもしかけて見たくなつた程、好感に充ちた無言ムゴンギヤウであつた。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なつては居ても、物珍モノメでする盛りの若人たちには、口を塞いで緘黙行シジマを守ることは、死ぬよりもつらいギヤウであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なつては居ても、物珍モノメでする盛りの若人たちには、口を塞いで緘默行シヾマを守ることは、死ぬよりもつらいギヤウであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
かくて三年みとせばかり浮世を驀直まっすぐに渡りゆかれければ、勤むるに追付く悪魔は無き道理、殊さら幼少よりそなわっての稟賦うまれつき
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
人間は活物いきもの杓子定規しゃくしじょうぎの理屈で平押ひらおしにはゆかず、人情とか何とか中々むずかしい者があって
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此処こゝ百姓ひやくしやうわかれてかはいしうへゆかうとしたが猶予ためらつたのは売薬ばいやくうへで。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
では、お嬢様、どうでもいらつしやるので御座いますか——斯様こんなこと申したらば、老人としより愚痴ぐちとお笑ひ遊ばすかも知れませぬが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「ハア、折角せつかくの日曜も姉さんのいらつしやらぬ教会で、長谷川の寝言など聞くのは馬鹿らしいから、今朝篠田さんを訪問したのです、——非常に憤慨ふんがいしてでしたよ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
ナニ、おくさまがナ、えらい遠方へ旅にいらしッて、いつまでも帰らっしゃらないんだから
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
「わしも札幌さきてえからつて、云つてやれば、來るどこでねえつて——そのくせ、自分であつたらに行きたがつたこと忘れてよ。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
くのかあ」とまだねむらなかつた船頭せんどう突然とつぜん特有もちまへ大聲おほごゑ呶鳴どなつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
『明日がえ? ぐどもせア。権作ア此老年としになるだが、馬車つぱらねえでヤ、腹減つて斃死くたばるだあよ。』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昨日きのふ一昨日おとゝひと三つゞけてつたですで、まんづ、今日けふ大丈夫だいぢやうぶでがせうかな。」一かうにん
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
フラゴナアルの以太利イタリイに修めんとするや、ブウシエそのかうを送つていはく、「ミシエル・アンジユが作を見ることなかれ。彼が如きは狂人のみ」と。
三々五々いさましげにかたふて、其方そのかたさしてあゆむ人はみな大尉たいゐかうを送るの人なるべし、両国橋りやうごくばしにさしかゝりしは午前七時三十分
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
それでなくっても先刻さっきからのいきがかりじょう、彼は天然自然の返事をお秀に与えるのが業腹ごうはらであった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いきがかりじょう一種の関係で因果いんがづけられた彼らはしだいに話をよそへ持って行く事が困難になってきた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
親に不孝な鳥という昔話なども、とびつばめ啄木鳥きつつきその他多くの鳥類にいきわたって、ただ啼き声だけが変った点であることは、雲雀や水恋鳥の馬を殺した話も同じであった。
田圃たんぼしぎなにおどろいたかきゝといて、刈株かりかぶかすめるやうにしてあわてゝとんいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それならのぶさんいつておいで後刻のち學校がくかうはうぜの約束やくそく信如しんによ田町たまちあねのもとへ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
廓内なかだらうかなと問へば、むむ美登利さんはな今の先己れの家の前を通つて揚屋町あげやまち刎橋はねばしから這入はいつていつた、本当に正さん大変だぜ、今日はね
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
宗助そうすけ敷居際しきゐぎはひざまづいてかたごとはいおこなつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
子路聞けることありて、いまだおこなうあたわざるときは、唯聞くあらんことを恐る。(一四)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
一一八 紅皿欠皿べにざらかけざらの話も遠野郷におこなわる。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
吾々すら、さう思ふのだから、世間大体はまづ、さう言ふカタで、時勢と芸文との関聯を、考へてゐるに違ひないと謂はれよう。
文芸の力 時代の力 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ファルヤマも、百合ユーリ花盛ファナサカリーイ、きすゅるソーデニオのしおらしや……」
骨仏 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……群鳥の わが群れなば 引け鳥の 我が牽けなば、哭かじとは 汝は云ふとも、山門ヤマト一本薄ヒトモトスヽキ ウナカブし 汝が哭かさまく、朝雨の さ霧に彷彿タタむぞ。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そや。このオソぶる。新嘗ニフナミに、我がりて、イハふ此戸を(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
タレぞ。此家のオソふる。にふなみに、我がりて、イハふ此戸を
生活内容に、相当な矛盾があるにしても、歌右衛門・梅幸・幸四郎・羽左衛門此四人——、新しい歌舞妓の世界を負担する四人のこの選手が、貴族趣味をるに適切な、外的要素を身について持つて居たことは、時勢であつた。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『何処へいくのだらう、彼男は。』と見ると、高柳は素早くらちを通り抜けて、引隠れる場処を欲しいと言つたやうな具合に、旅人の群に交つたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
セエラがモントモレンシイ家の前を通りかかると、子供達はどこかの夜会へでも出かけるらしく、ちょうど舗道ペーヴメントを横切って馬車の方へ歩いていくところでした。
「いいえ兄さんこの細い道をいくんですよ。」
迷い路 (新字新仮名) / 小川未明(著)
生活に必要な物質財は、その生産を各人の能力に応じて自由に分担すると共に、その分配もまた各人の必要に応じて公平におこなわれます。
階級闘争の彼方へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
しかし私は、今日おこなわれる工場労働者の同盟罷工の如きものが階級闘争の本意であるとは考えません。
階級闘争の彼方へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
彼処あすこおこなわれて居る言葉、書いてある文字は、英語か仏語に相違ない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
◯ヤコブ書第五章十一節にいわく「なんじらかつてヨブの忍びを聞けり、主いかに彼にし給いしかその終末おわりを見よ、すなわち主は慈悲深くかつ矜恤あわれみある者なり」と、まことにその通りである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
しかし、父上、あなた様は、智勇兼備のお方でござって、私如き不肖ふしょうの者には推量おしはかることさえ出来ぬほどの大計略をお胸の中に絶えず蔵されておいでのはずゆえ、その父上のされた所業の善悪是非の批評など、どうして私に出来ましょうや。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
単に神の子たるの名称を賜わる事ではない、実質的に神の子と為る事である、即ち潔められたる霊に復活体を着せられて光の子として神の前に立つ事である、而して此事たる現世に於てさるる事に非ずしてキリストが再び現われ給う時に来世に於て成る事であるは言わずして明かである、平和を愛し
さうして、宮に仕へる若者衆がオコナつた念仏踊りが、更に上覧踊りに変つて行つた道筋を、今少し考へ易くして貰ひたいと思ふ。
銘記メイキセヨ ツテ梁党リョウトウ宣言センゲンニシテ 必ズオコナワザルハ無キ事ヲ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
右、正成ノ首、持参ノ者ニオイテハ、丹後国船井ノ庄ヲオコナハルベシ
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例の書生は手桶ておけげて、表の方から裏口へ廻って来た。飲水をむ為には、唐松からまつの枝で囲った垣根の間を通って、共同の掘井戸までいかなければ成らなかった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ぼく家見舞いへみまひいかず、年玉としだま義理ぎりをかけてさ。
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
このながめいみに入ったシルシは、宮廷貴族の家長のおこのうたみづのをひもや、天の羽衣ようの物をつけることであった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
実は「夏と秋とゆきあひの早稲のほの/″\と」と言うている、季節の交叉点におこのうたゆきあい祭りであったらしい。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
故に他の一方について高きものを低くせんとするの工風くふうは随分かたき事なれども、これをおこのうて失策なかるべきが故に、この一編の文においては、かの男子の高きを取って押さえて低くし、自然に男女両性の釣合をして程好ほどよちゅうを得せしめんとの腹案を以て筆を立て、「日本男子論」と題したるものなり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
何処どつけ何処どつけ!』
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
フウラリフウラリ飛んで
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)