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一人前
ふりがな文庫
“一人前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いちにんまえ
46.9%
いちにんまへ
18.4%
ひとりまえ
18.4%
ひとりまへ
10.2%
いちにんめえ
6.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちにんまえ
(逆引き)
長吉は蘿月の伯父さんのいったように、あの時分から三味線を
稽古
(
けいこ
)
したなら、今頃はとにかく
一人前
(
いちにんまえ
)
の芸人になっていたに違いない。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一人前(いちにんまえ)の例文をもっと
(23作品)
見る
いちにんまへ
(逆引き)
ところで、
竹
(
たけ
)
の
中
(
なか
)
から
出
(
で
)
た
子
(
こ
)
は、
育
(
そだ
)
て
方
(
かた
)
がよかつたと
見
(
み
)
えて、ずん/\
大
(
おほ
)
きくなつて、
三月
(
みつき
)
ばかりたつうちに
一人前
(
いちにんまへ
)
の
人
(
ひと
)
になりました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
一人前(いちにんまへ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ひとりまえ
(逆引き)
まだ返辞をしないうちに、例の赭顔の女中が大きい盆に
一人前
(
ひとりまえ
)
ずつに包んだ餅菓子を山盛にして持って来て銘々に配り始めた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一人前(ひとりまえ)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
ひとりまへ
(逆引き)
私
(
わたし
)
は
其時分
(
そのじぶん
)
は
何
(
なん
)
にも
知
(
し
)
らないで
居
(
ゐ
)
たけれども、
母様
(
おつかさん
)
と
二人
(
ふたり
)
ぐらしは、この
橋銭
(
はしせん
)
で
立
(
た
)
つて
行
(
い
)
つたので、
一人前
(
ひとりまへ
)
幾于宛
(
いくらかづゝ
)
取
(
と
)
つて
渡
(
わた
)
しました。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一人前(ひとりまへ)の例文をもっと
(5作品)
見る
いちにんめえ
(逆引き)
これ
何
(
なん
)
だと、芸一方で売りたいと、それはお月姉さんのような立派なお方の云う事だ、お前なんぞは今日此の頃芸者になり、
一人前
(
いちにんめえ
)
になったのは誰のお蔭だ、お前が
七歳
(
なゝつ
)
の時
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一人前(いちにんめえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一人前”の意味
《名詞》
一人前(いちにんまえ)
一人が一回の飲食で食べたり飲んだりするのに適切と考えられる量の食べ物や飲み物。それらを入れるのに適した食器。一人分の食べ物、飲み物、食器。
積極的な助力がなくてもするべきことをできるような、成熟した技量や人格を持つ人間。一丁前。
年齢や肉体が大人あるいは大人と見なせるような人間。一丁前。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“一人”で始まる語句
一人
一人子
一人娘
一人息子
一人一人
一人々々
一人旅
一人女
一人言
一人法師
検索の候補
人前
二人前
大人前
他人前
三人前
何人前
半人前
壱人前
百人前
二十人前
“一人前”のふりがなが多い著者
相馬泰三
夏目漱石
三遊亭円朝
与謝野寛
壺井栄
泉鏡太郎
福沢諭吉
林不忘
泉鏡花
佐々木邦