“育”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そだ49.0%
はぐく31.5%
はぐ7.7%
そだつ2.1%
やしな2.1%
そだち1.4%
そだて1.4%
ハグク1.4%
いく0.7%
0.7%
(他:3)2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“育”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)5.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
きんさんは、おさな時分じぶんから、親方おやかたそだてられて、両親りょうしんりませんでした。
春風の吹く町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
もあれ兩親れうしんそだてられまするに、つまらぬことおもよりまして
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
少年の日の彼の夢想をはぐくんだ山や河はどうなったのだろうか、——彼は足のおもむくままに郷里の景色を見て歩いた。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)
精神的にも物質的にも茫々たる不毛の国土を開拓して、隆々たる文化をはぐくみつつ、世界を併呑すべく雄視した鼻がありました。
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
けれども更に私の眼を驚喜きょうきせしめたものは、熔岩流の間にはぐくまれたところの自然の美しさであった。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
歴代の封建制度を破って、今日の新日本が生れ、改造された明治前後には、俊豪、逸才が多く生れ、はぐくまれつちかわれつつあった時代である。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
子をそだつれども愛に溺れ、ならはせ悪しく愚なる故に、何事も我身をへりくだりて夫に従べし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
早い者お辰はちょろ/\歩行あるき、折ふしは里親と共に来てまわらぬ舌に菓子ねだる口元、いとしや方様に生き写しと抱き寄せて放し難く、つい三歳みっつの秋より引き取って膝下ひざもとそだつれば
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
第三沸には少量の冷水をかまに注ぎ、茶を静めてその「華(一四)」をやしなう。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
って十人の下僕げぼくやしなうことあたわず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
当時もとどりを麻糸でい、地織木綿じおりもめんの衣服をた弘前の人々の中へ、江戸そだちの五百らがまじったのだから、物珍らしく思われたのもあやしむに足りない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
我儘わがまゝそだちで、其れに耶蘇ヤソだからツて申した所が、松島さんのつしやるには、イヤ外国の軍人と交際するには、耶蘇のかゝあの方がかへつて便利なので、元々梅子さんの容姿きりやうが望のだから
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
庭の外には、幾十株松をそだててある土地があったり、雑多の庭木を植つけてある場所があったりした。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
父母寵愛してほしいままそだてぬれば、おっとの家に行て心ず気随にて夫にうとまれ、又は舅のおしただしければ堪がたく思ひ舅をうらみそしり、なか悪敷あしく成て終には追出され恥をさらす。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
丰惠、山はよかつた——。日京卜を傳へたり、穴師をハグクんだり……又登山するをりもあらうよ。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
此を拾ひあげた人の娘がハグクみあげて、成人させて後、其嫁となつて生んだのが、村の元祖で、若い神には御子であり、常世の母神オヤガミには御孫ミマの御子だと考へられた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
上士の残夢いまめずしていんにこれをむものあれば、下士はかえってこれを懇望こんぼうせざるのみならず、士女のべつなく、上等の家にいくせられたる者は実用に適せず、これと婚姻を通ずるも後日ごじつ生計せいけいの見込なしとて、一概に擯斥ひんせきする者あり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わたしは、このちいさなをいじめるのではありません。つよく、つよく、つよくならなければ、どうしてこの曠野こうやなかでこのちましょう。そうするにはわたしが、を、つよくするようにきたえなければならないのです。」
明るき世界へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
何ぼ何食っておがったからって
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
唯、神をオフし育てる家々の習俗が、人なるみこをハグヽみ申す形を、とる様になつて来たからのことである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
家室カシツサカシマニカカリ。門戸衆多シュウタ。精ヲカクシ、毒ヲヤシナイ、秋ヲ得テスナワチ化ス。コレ蜂ノ巣ナリ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)