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薫育
ふりがな文庫
“薫育”の読み方と例文
読み方
割合
くんいく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くんいく
(逆引き)
家庭では一人一人に対して充分の
薫育
(
くんいく
)
を
施
(
ほど
)
こす事が出来る。家庭で充分に品性を養って学校ではただ物の仕上をしてもらう位に心得ていなければならん。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
於松にとっても、半兵衛は、数年
薫育
(
くんいく
)
をうけた恩人、また
生命
(
いのち
)
の親でもある。ここ昼夜その人の枕許に侍したまま具足も解かず、
薬餌
(
やくじ
)
の世話に精根を傾けていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから以後ついぞ怒った試しがない。親爺はこれを自分の
薫育
(
くんいく
)
の効果と信じてひそかに誇っている。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
薫育(くんいく)の例文をもっと
(6作品)
見る
薫
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
育
常用漢字
小3
部首:⾁
8画
“薫”で始まる語句
薫
薫陶
薫香
薫物
薫風
薫々
薫蒸
薫習
薫陸
薫染
“薫育”のふりがなが多い著者
村井弦斎
有島武郎
吉川英治
夏目漱石
岡本かの子