トップ
>
薫物
ふりがな文庫
“薫物”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たきもの
94.7%
かをりもの
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たきもの
(逆引き)
そうした幾通かの中に、薄青色の唐紙の
薫物
(
たきもの
)
の香を深く
染
(
し
)
ませたのを、細く小さく結んだのがあった。あけて見るときれいな字で
源氏物語:24 胡蝶
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
或る日の午後、僕等は勧工場の中に這入つて、装飾品の売場から
薫物
(
たきもの
)
の売場へ、反物の卓から置物の卓へとあちこちうろついた。
不可説
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
薫物(たきもの)の例文をもっと
(18作品)
見る
かをりもの
(逆引き)
「もろもろの
薫物
(
かをりもの
)
をもて身をかをらせ、
煙
(
けむり
)
の
柱
(
はしら
)
のごとくして荒野より来たるものは誰ぞや」
乾あんず
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
薫物(かをりもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“薫物(
抹香
)”の解説
抹香(まっこう)は、香のひとつで粉末状の香をいう。
かつては、沈香やビャクダン(白檀)などが用いられたが、現在は主にシキミ(樒)の樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。
古い時代には、仏塔などで蒔くように使われたが現在では主に焼香用に用いられる。
また、沈香などの抹香に貝殻などの甲香(こうこう)を混ぜて練ったものを練香(ねりこう、=煉香)といい、合香(あわせこう)、薫物(たきもの)などとも称される。
(出典:Wikipedia)
薫
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“薫”で始まる語句
薫
薫陶
薫香
薫風
薫々
薫蒸
薫習
薫育
薫陸
薫染
検索の候補
合薫物
“薫物”のふりがなが多い著者
アンリ・ド・レニエ
紫式部
アリギエリ・ダンテ
谷崎潤一郎
片山広子
田中貢太郎
太宰治