“薫陸”の読み方と例文
読み方割合
くんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金箔きんぱく銀箔瑠璃るり真珠水精すいしょう以上合わせて五宝、丁子ちょうじ沈香じんこう白膠はくきょう薫陸くんろく白檀びゃくだん以上合わせて五香、そのほか五薬五穀まで備えて大土祖神おおつちみおやのかみ埴山彦神はにやまひこのかみ埴山媛神はにやまひめのかみあらゆる鎮護の神々を祭る地鎮の式もすみ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それから、右手の護摩木長さ一尺二寸、幅三指の——紫剛木、旃壇せんだん木、楓香木、菩提樹を取って、炉の中へ積上げ、その上に、小さい杓で、薫陸くんろく香、沈香、竜脳、安息香の液をそそいだ。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
薫陸くんろくとこそ、この時よ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)