“水精”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ニンフ21.1%
すいしょう15.8%
すゐしやう15.8%
スヰシヤウ15.8%
みづはめ5.3%
ウンディヌス5.3%
ウンディネ5.3%
ジルフェ5.3%
ナイアス5.3%
ルサルカ5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“水精”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)11.1%
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語4.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこは水精ニンフたちやアヘロオス河の徳をたたえるために、奉納像や敬虔けいけんなささげ物でかざられている。
と思うと、ひどく退屈な表口についた扉が、思いがけずある大胆な即興の意匠で、流暢な線とあざやかな色とで——酒徒バッカント水精ニンフや、ばら色の裸形などで、ふちどられていたりする。
神の剣 (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
幼いからのさとさにかわりはなくて、玉・水精すいしょうの美しさが益々加って来たとの噂が、年一年と高まって来る。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
と尋ねて、示す方角へ、きした顔を向けた。其目からは、珠数のたま水精すいしょうのような涙が、こぼれ出ていた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
針の落つる音も聞くべきまで物静かなる夜の御堂の真中に在りて、水精すゐしやうの珠数を擦る音のさやかなる響きいと冴えて神〻し。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
金箔銀箔瑠璃真珠水精すゐしやう以上合せて五宝、丁子ちやうじ沈香ぢんかう白膠はくきやう薫陸くんろく白檀びやくだん以上合せて五香
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
幼いからのサトさにかはりはなくて、玉・水精スヰシヤウの美しさが益々クハハつて来たとの噂が、年一年と高まつて来る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と尋ねて、示す方角へ、活き/\した顔を向けた。其目からは、珠数の珠の水精スヰシヤウのやうな涙が、こぼれ出てゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一、Undinusウンディヌス sichジッヒ windenヴィンデン水精ウンディヌスうねくれ)
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
きっと水精ウンディヌスなどとは似ても似つかぬほど、狂暴的な幻想的ファンタスチックなものに違いないのだ。それに、元来あの風精ジルフスと云うのが、眼には見えぬ気体の精インヴィジブル・フェアリーなんだからね。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そういう水精ウンディネを男性に変えてしまう段になると、真先に変化の起らねばならぬものが
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
けれども、あの札はとう水精ウンディネ以前——つまり、この恐怖悲劇では
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
あの水煙——それを神秘的に云えば、水精ジルフェ火精ザラマンダーに代り
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
かの水精ナイアスの水したたる白い御手おんてに滋味を吸うこうの鳥、水に浮くこの聖鳥の如くに、わたくしもまた暗い時のには、斯人の手にうち伏し、うちすがり、わが心の糧——深き夢をば求めました。
だが、カテリーナの眼には何も映らなかつたし、正気でない彼女には水精ルサルカなど怖くはなかつた。