“珠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たま93.9%
だま2.8%
じゅ1.4%
みたま0.9%
しゅ0.5%
シュ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「字(じ)に顯(あら)はすと、些(ち)と畫(くわく)が多(おほ)い、翡翠(ひすゐ)とかいてね、お前(まへ)たち……たちぢやあ他樣(ほかさま)へ失禮(しつれい)だ……お前(まへ)なぞが欲(ほ)しがる珠(たま)とおんなじだ。」
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
その桟橋の両側には三艘(そう)ばかりの船が着いている。先(さ)きに途中で追い抜いた木浦(もっぽ)丸も後(おく)れてはいって来る。船全体が明るくともって、水晶珠(だま)のようなのが一艘おる。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
私は駈(か)けてかえって祖母(おばあ)さんに訴えた。祖母さんはだまって白い台紙に張りつけた、さんご珠(じゅ)まがいの細かい珠(たま)のついた網を求めさせてくれた。
細螺(しただみ)と珠(みたま)い這ひ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
手と手の間に、珠(しゅ)を争うように、印籠が、揉まれた。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしもちろんそれはわがいわゆるタマのことではない。次に「珠(シュ)」は真珠のことで、シナでは山に出づるものを「玉」といい、水に出づるものを「珠」というとある。
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)