“水珠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずたま50.0%
すいじゅ16.7%
すゐしゆ16.7%
みずだま16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは庁内の警官射的場で、青赤黄いろとりどりの水珠みずたまのようにまる標的ひょうてきを二人で射つことだった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは七色の水珠すいじゅが、円形えんけいに寄りあっているのだが、色の配列具合によって、普通の視力をもっているものには「1」という数字が見える場合にも
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
上松を過れば、一たび遠く離れし木曾川は再び來りて路傍を洗ひ、激湍の水珠すゐしゆを飛ばし、奇岩の水中によこたはれる、更に昨日さくじつに倍せるを覺ゆ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
そう云って川波大尉は、額の上に水珠みずだまのように浮き出でた油汗を、ソッとぬぐったのだった。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)