“水車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずぐるま39.7%
すいしゃ24.1%
みづぐるま24.1%
すゐしや10.3%
くるま1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち、やっと起きあがった警官けいかん加勢かせいにかけつけ、りょううでを水車みずぐるまのようにふりまわして、目に見えぬてきにおどりかかっていった。
すずめは、一銭銅貨いっせんどうかをくわえて、おおいそぎで水車すいしゃ小屋ごやの方へとんでいきました。このすずめは水車小屋ののきばにすんでいたのでありました。
落とした一銭銅貨 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
まわれ/\水車みづぐるま小音こおんうたす、美登利みどり衆人おほく細螺きしやごあつめて、さあう一はじめからと、これはかほをもあからめざりき。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
水車すゐしや毎日まいにちうごいてるどころか、きつけるゆきうづめられまして、まるでくるままはらなくなつてしまつたこともりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「太郎作さん、おら水車くるまは大丈夫かえ」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)