“水車（くるま）” の例文

「太郎作さん、俺（おら）が水車（くるま）は大丈夫かえ」

大菩薩峠：02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

“水車”の意味

《名詞》
水車（すいしゃ、みずぐるま）

水力によって回転する円状の装置。
(出典:Wiktionary)

“水車”の解説

水車（すいしゃ、みずぐるま、en: water wheel）は、水のエネルギーを機械的エネルギーに変える回転機械。人類が開発した最も古い原動機と言え、古代から世界のいくつかの地域で利用されており、中世にはヨーロッパで非常に普及した。たとえばヨーロッパでは揚水、脱穀、製粉（小麦の実をひいて粉にする）など農業分野で大いに用いられ、鉱物の採掘用の機械動力にも使われた。西アジアや中国でも製粉や精米用など様々な用途に用いられた。日本でも平安時代にはすでに使われていたことが判っている。
18世紀後半～19世紀前半に蒸気機関が普及してゆくにつれ水車の数の増加に歯止めがかかり、さらに19世紀末ごろから20世紀冒頭ごろにかけて電動機も普及すると、水車の利用は減っていった。
(出典:Wikipedia)

水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画
車	常用漢字 小１ 部首:⾞ 7画