落とした一銭銅貨おとしたいっせんどうか
雀が一銭銅貨をひろいました。 雀はうれしくてうれしくてたまりません。 ほかの雀をみると、 「ぼくおかねをもってるよ。」 といって、くわえていた一銭銅貨を砂の上においてみせてやりました。 さて、日ぐれになりました。すこしくらくなってきました。 …