“集”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あつ32.9%
つど20.5%
たか19.6%
あつま17.1%
かた1.6%
1.4%
だか1.2%
しゅう0.7%
すだ0.7%
0.7%
(他:16)3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“集”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)15.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「このかねがなしになると、これから報恩講ほうおんこうのときなんかに、ひとあつめるのにこまるわなア。」
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
しかし、夫人ふじんしづめて、ちかくにゐる同志どうし婦人達ふじんたちあつめた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
ここに今かく常夜往時につどえて鳴かせし鳥たるを以て後に負わせし称なるを、その始めへ廻らしてかくのごとくいえるなりと。
それから、小半刻こはんときばかりたったのちに、一人の背の高い男が、浜辺につどった土民たちの中で、身を震わせていた。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
寺の前の不動堂ふどうどうの高い縁側には子傅こもりの老婆がいつも三四人たかって、手拍子をとって子守唄を歌っている。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
大勢おほぜいつてたかり、民子たみこ取縋とりすがるやうにして、介抱かいほうするにも、くすりにも
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
渠等かれらおのれこばみたるもの店前みせさきあつまり、あるひ戸口とぐち立並たちなら
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところ其夜そのよ女中ぢよちゆうどもがぼく部屋へやあつまつて、宿やどむすめた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
同時に、包囲軍からの矢、おびただしくこの望楼に飛来して、避難民ら口々に絶叫し、一隅にかたまって顫えおののく。
五、六人の大官が、綺羅星きらぼしかためたように美々しい一団となって通りかかった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お職女郎の室は無論であるが、顔の古い幅の利く女郎の室には、四五人ずつ仲のよい同士がッて、下戸上戸飲んだり食ッたりしている。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
「もう洪水おおみずになろうと、この川が幾つって逆巻さかまこうと、びくともする土ではないぞ」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
函の廻りは黒山のような人だかりなのであったが、なるほどよく見れば確かにそれは木乃伊に違いなかったであろう。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
桔梗屋の青竹獄門、ぱっと拡がったから耐らない。雨の日の無為しょうことなし、物見高い江戸っ児の群が噪いで人だかりは増す一方、甘酒屋が荷を下ろしていたが実際相当稼ぎになるほどの大人気。
あのしちのようになっているラシイヌのしゅうを小包で送り返して遣る。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
孝孺こうじゅしゅうは、そのひと天子のにくむところ、一世のむところとなりしをもって、当時絶滅に帰し、歿後ぼつご六十年にして臨海りんかい趙洪ちょうこうに附せしより、またようやく世に伝わるを得たり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
されば火を見ては熱を思い、水を見ては冷を思い、梅が枝にさえずる鶯の声を聞ときは長閑のどかになり、秋の葉末にすだく虫の音を聞ときは哀を催す。
小説総論 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
浪の音にはれた身も、とりに驚きて、添臥そいぶしの夢を破り、かどきあけてくまなき月に虫の音のすだくにつけ、夫恋しき夜半よわの頃、寝衣ねまきに露を置く事あり。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
玉蘭はくれんの落葉掻きめ焚く風呂のねもごろやはき湯気に立つめり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
垣根なるうつ木の花は扱きめてぞろりと土に棄てられにけり
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれらはまた我をそのつどひのひとりとなしていと大いなる譽を我にえさせ、我はかゝる大智に加はりてその第六の者となりにき 一〇〇—一〇二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ピエルは金銀なきに、我は祈りと斷食だんじきとをもて、わざを始め、フランチェスコは身をひくうしてそのつどひを起せり 八八—九〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「はア、昨日出来て来たばかしで……村にやもう何十年と火事なんぞは無いだで、喞筒なんぞは有りませんだつたが、今度は、はア仕方がえのでごわす。そして、今夜にも火事が打始ぶつぱじまらねえ者でもえといふので、若い者がひるから学校へ寄りつて、喞筒の稽古をて居るんでごわす。……」と少時しばし途絶えて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
れはさて置き世の中の形勢を見れば、天下の浮浪すなわち有志者は京都にあつまって居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
海陸の脱走人も静岡行の伯夷、叔斉も、猫も杓子しゃくしも政府の辺に群れあつまって、以前の賊徒今の官員衆に謁見、れは初めて御目おめに掛るともわれまい
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
独立どくりつのぞむものはひとりで立つべきなり、而して独立どくりつひとあいあつまりて始めて独立どくりつ教会けふくわいもあり
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
(遊びました)といふのは嘘で、先生は其麽事をして、生徒の心を散るのを御自分の一身にあつめるのです。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかも三つともかたまっていたから、なおさら変であったが、自分が這入はいるや否や、三つの頭はたちまち離れた。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
色斯おどろきてがり、かけって後くだる。曰く、山梁さんりょう雌雉しちよいかなよいかなと。子路これむかえば三たびはねひろげてつ。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
さアうも近所では大騒ぎ、寄るとさわると此のお筆の評判ばかりでございます、或る人はしきりに不承知を唱えまして何しろおかみはお慈悲だってえが大違いだ
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
みやこびとしうのしをりとつみつれどふさひふさふやかへでのわか葉
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
師と友とわれとし読みてうなづかば足るべきしう智者ちしや達に言へ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
清し高しさはいへさびし白銀しろがねのしろきほのほと人のしふ見し(酔茗の君の詩集に)
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
こもり居にしふの歌ぬくねたみ妻五月さつきのやどの二人ふたりうつくしき
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
虻がかったかバンと打ち、てのひらを返すと顎を擦り、じーっと行手を隙かして見たが、ブッツリ切ったは刀の鯉口、故意わざと高い足音を立て
村井長庵記名の傘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(ああ、こいつは悪くなって来た。みんな悪いことはこれからたがってやって来るのだ。)と嘉助は思いました。全くそのとおり、にわかに馬の通った跡は草の中でなくなってしまいました。
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
しかもれいる母達よ。御身等の名を以て己は行う。
全体大切な児童こども幾百人なんびゃくにんよせるのだもの、丈夫な上に丈夫に建るのが当然あたりまえだ。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
アガメムノーン總帥の舟のめぐりにるを見る、
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)