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垣根なるうつ木の花は扱きめてぞろりと土に棄てられにけり
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
玉蘭はくれんの落葉掻きめ焚く風呂のねもごろやはき湯気に立つめり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大空の風に散れども桜花おのがものぞとめて見る
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)