“蒐集家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうしゅうか73.3%
しうしふか20.0%
あつめか6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は時々陶器蒐集家しゅうしゅうかとして著名な或る友人を訪れ、様々の陶器をみせてもらうのだが、僕はそれらを比較し鑑賞する。必ず比較するのだ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
蒐集家しうしふかは情熱に富んだものである。殊にたつた一枚のマツチの商標しやうへうを手に入れる為に、世界を周遊する蒐集家などはほとんど情熱そのものである。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そんぢよ其辺そこらの日本の原稿蒐集家あつめかなら、その翌日あくるひから屹度こんな事を触れ歩くにきまつてゐる。