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其辺
ふりがな文庫
“其辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:
其邊
読み方
割合
そこら
38.7%
そのへん
32.3%
そこいら
16.1%
そのあたり
6.5%
あたり
3.2%
そのほと
3.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこら
(逆引き)
戦争以来日本にも
其辺
(
そこら
)
ぢゆうに成金が殖えたが、万事が吾が
邦
(
くに
)
よりもずつと大袈裟な米国では、その殖え方が一段とづば抜けてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
其辺(そこら)の例文をもっと
(12作品)
見る
そのへん
(逆引き)
軈
(
やが
)
て
脊戸
(
せど
)
と
思
(
おも
)
ふ
処
(
ところ
)
で
左
(
ひだり
)
に
馬小屋
(
うまごや
)
を
見
(
み
)
た、こと/\といふ
物音
(
ものおと
)
は
羽目
(
はめ
)
を
蹴
(
け
)
るのであらう、もう
其辺
(
そのへん
)
から
薄暗
(
うすぐら
)
くなつて
来
(
く
)
る。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其辺(そのへん)の例文をもっと
(10作品)
見る
そこいら
(逆引き)
『ハ、
其辺
(
そこいら
)
まで
御同伴
(
ごいつしよ
)
。』と
馴々敷
(
なれなれしく
)
言ひ乍ら、
羞
(
はにか
)
む色もなく男と並んで、『マア
私
(
わたし
)
の方が
這麽
(
こんな
)
に小い!』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其辺(そこいら)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
そのあたり
(逆引き)
身は戸の口に
立
(
たち
)
し
儘
(
まゝ
)
なるも
眼
(
まなこ
)
は
室中
(
しつじゅう
)
を
馳廻
(
はせまわ
)
れり、今まで絵入の雑誌などにて
人殺
(
ひとごろし
)
の場所を写したる図などは見し事あり
孰
(
いず
)
れにも
其辺
(
そのあたり
)
最
(
い
)
と
取散
(
とりちら
)
したる景色見えしに
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
其辺(そのあたり)の例文をもっと
(2作品)
見る
あたり
(逆引き)
新聞売子は
扉
(
ドア
)
をあけて、勢よく診察室に入つて来た。そして毎日の事なので、
其辺
(
あたり
)
に気も
注
(
つ
)
けないで、ずつと
卓子
(
テーブル
)
の前までやつて来た。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
其辺(あたり)の例文をもっと
(1作品)
見る
そのほと
(逆引き)
人またこれらをも
知
(
し
)
りてゆるさず、
糞
(
ふん
)
に土をかけたるを見れば
其辺
(
そのほと
)
りの
矢頃
(
やころ
)
よき処へ、人の入るべき程に
椀
(
わん
)
をふせたるやうなるものを雪にて作り、
後
(
うしろ
)
に入り口をつけ内は
洞
(
ほら
)
になし
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其辺(そのほと)の例文をもっと
(1作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
検索の候補
其処辺
其処等辺
“其辺”のふりがなが多い著者
山東京山
黒岩涙香
与謝野寛
内田魯庵
永井壮吉
薄田泣菫
幸田露伴
島崎藤村
石川啄木
三遊亭円朝