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儘
ふりがな文庫
“儘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まま
78.9%
まゝ
18.1%
なり
1.3%
まんま
1.0%
まヽ
0.5%
ことごと
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まま
(逆引き)
昔の
儘
(
まま
)
に現在までも続いていると云う住家は
殆
(
ほとん
)
んどなく、極めて
稀
(
まれ
)
に昔の美しさのある物を発見するのが
頗
(
すこぶ
)
る難しいことなのである。
現代語訳 方丈記
(新字新仮名)
/
鴨長明
(著)
儘(まま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まゝ
(逆引き)
暖い日で額が汗ばむ程なので、基督は外套を脱いで、そこらの楊の木に
引掛
(
ひつか
)
けた
儘
(
まゝ
)
、岡を
上
(
のぼ
)
つて多くの群衆にお説教をしに出掛けた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
儘(まゝ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なり
(逆引き)
半「そんな事を云ってもいかんよ、悪事を平気な泥坊とはいいながら、目を
眩
(
まわ
)
した
儘
(
なり
)
お蘭さんを此の本堂の下の
石室
(
いしむろ
)
の中へ
生埋
(
いきうめ
)
にしたね」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
儘(なり)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
まんま
(逆引き)
あれは子ープルスの
家
(
いへ
)
の三
階
(
がい
)
から
見
(
み
)
へるエリノ
島
(
しま
)
にその
儘
(
まんま
)
です
事
(
こと
)
、
此方
(
こなた
)
のは
頭
(
あたま
)
の
禿
(
は
)
げた
老爺
(
おぢい
)
さんが
魚
(
さかな
)
を
釣
(
つ
)
つて
居
(
を
)
る
形
(
かたち
)
によく
似
(
に
)
て
居
(
ゐ
)
ますねえ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
儘(まんま)の例文をもっと
(4作品)
見る
まヽ
(逆引き)
と、五六
間
(
けん
)
手前
(
てまへ
)
から
叱
(
しか
)
り付けた。
唖者
(
をし
)
の
子等
(
こら
)
は人の
気勢
(
けはひ
)
に
駭
(
おどろ
)
いて、手に手に
紅
(
あか
)
い
死人花
(
しびとばな
)
を持つた
儘
(
まヽ
)
畑
(
はたけ
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、半町も無い
鹿
(
しヽ
)
ヶ
谷
(
たに
)
の盲唖院へ駆けて帰つた
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
儘(まヽ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ことごと
(逆引き)
弄
(
もてあそ
)
ビテ光瞥瞥タリ/雲ハ残日ヲ
籠
(
こ
)
メテ影凄凄タリ/寒蔬ハ
儘
(
ことごと
)
ク園官ノ贈ル有リ/鮮鯽何ゾ膾手ノ批ヲ労サン/
聞説
(
きくなら
)
ク摂船多ク酒ヲ運ブト/
也
(
また
)
要
(
もと
)
ム一勺吾ガ臍ニ到ルヲ〕
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
儘(ことごと)の例文をもっと
(1作品)
見る
儘
漢検準1級
部首:⼈
16画
“儘”を含む語句
其儘
我儘
此儘
自儘
氣儘
気儘
我儘者
我儘娘
我儘三昧
吾儘
気随気儘
吾儘者
気儘頭巾
勝手気儘
力儘
我儘放埒
我儘育
自由自儘
気儘気随
氣儘少女
...
“儘”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
海野十三
岡本かの子
中里介山
森鴎外
夏目漱石
小酒井不木
斎藤茂吉