“我儘者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わがままもの90.5%
わがまゝもの9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どう致しまして、あの通りの我儘者わがままものでげすから、おかまい申すこともなにもできやしません、まあ一服おつけなさいまし」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
とにかく私も我儘者わがままものでかなり気むつかしやだが、この私を一度も怒らせぬところは不思議に庄亮えらいところがある。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
こゝろがおそろしうかるうなったわい、あの我儘者わがまゝものめが改心かいしんしをったによって。
何分、弟は我儘者わがまゝもので、朝も人並には起き出してくれない。