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『蓬生』
ふりがな文庫
『
蓬生
(
よもぎう
)
』
貢さんは門徒寺の四男だ。 門徒寺と云つても檀家が一軒あるで無い、西本願寺派の別院並で、京都の岡崎にあるから普通には岡崎御坊で通つて居る。格式は一等本座と云ふので法類仲間で幅の利く方だが、交際や何かに入費の掛る割に寺の収入と云ふのは錏一文無か …
著者
与謝野寛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
温
(
あたヽ
)
静
(
そつ
)
包
(
つヽみ
)
家中
(
うちヾう
)
徐
(
そつ
)
群集
(
ぐんじふ
)
唯
(
たヾ
)
湛
(
たヽ
)
畳
(
たヽみ
)
蹲
(
しや
)
括
(
くヽ
)
運命
(
まはりあはせ
)
亀裂
(
ひヾ
)
此処
(
こヽ
)
此地
(
こヽ
)
斯
(
こん
)
通
(
どほり
)
三歳
(
みつヽ
)
下
(
さ
)
負傷
(
ておひ
)
鹿
(
しヽ
)
歩
(
あし
)
家
(
とこ
)
傷
(
きづ
)
蚯蚓
(
みヽず
)
下
(
おろ
)
包
(
づつみ
)
中央
(
ちうあう
)
勧
(
すヽ
)
歎息
(
といき
)
大寺
(
たいじ
)
故
(
せゐ
)
一枝
(
かずゑ
)
上
(
うへ
)
美
(
うつ
)
快活
(
はれやか
)
祟
(
たヽ
)
大
(
たい
)
衣類
(
きるゐ
)
為
(
せ
)
相
(
さう
)
白衣
(
はくえ
)
様
(
やう
)
発足
(
はつそく
)
発見
(
めつ
)
上
(
あ
)
矢張
(
やつぱり
)
鹿
(
しゝ
)
怖
(
おそろ
)
幅
(
はヾ
)
前
(
まへ
)
悪
(
わ
)
為
(
す
)
逃
(
にが
)
円座
(
ゑんざ
)
儘
(
まヽ
)
充満
(
いつぱい
)
蝋燭
(
ろふそく
)
蛇
(
くちなは
)
収入
(
しうにふ
)
桃割
(
もヽわれ
)
聴衆
(
きヽて
)
来
(
く
)
間
(
あひだ
)
匂
(
にほひ
)
啜
(
すヽ
)
晃
(
あきら
)
此様
(
このやう
)
遠方
(
ゑんぱう
)
道場
(
だうじやう
)
方
(
はう
)
汚
(
きた
)
決
(
きま
)
大蛇
(
だいじや
)
女
(
をんな
)
御顔
(
おかほ
)
貢
(
みつぐ
)
終
(
つひ
)
財嚢
(
かみいれ
)
傷痕
(
きづあと
)
瀟洒
(
さつぱり
)
顔色
(
かほいろ
)
招
(
せう
)
通
(
とほ
)
犠牲
(
いけにへ
)
上手
(
じやうず
)
所作
(
しわざ
)
住持
(
じうぢ
)
御手
(
おて
)
度
(
た
)
廻
(
まは
)
負
(
おぶ
)
脊
(
せな
)
友人
(
ともだち
)
後
(
うしろ
)
豪気
(
がうき
)
背
(
せな
)
御堂
(
みだう
)
当
(
あた
)
重
(
かさな
)