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晃
ふりがな文庫
“晃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひか
33.3%
きら
33.3%
きらめ
15.2%
あきら
6.1%
かがや
3.0%
き
3.0%
こう
3.0%
ぴ
3.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひか
(逆引き)
師直の大きい眼も火のように
晃
(
ひか
)
っていた。しかしそれは先刻の眇目の男のように、小坂部の胸を射透す力をもっていないらしかった。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
晃(ひか)の例文をもっと
(11作品)
見る
きら
(逆引き)
倫敦、巴里、伯林、紐育、東京は狐兎の
窟
(
くつ
)
となり、世は終に近づく時も、サハラの
沃野
(
よくや
)
にふり上ぐる農の鍬は、夕日に
晃
(
きら
)
めくであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
晃(きら)の例文をもっと
(11作品)
見る
きらめ
(逆引き)
かく言いつつ他の
一個
(
ひとり
)
はその庖丁を白糸の前に
閃
(
ひらめ
)
かせば、四
挺
(
ちょう
)
の出刃もいっせいに
晃
(
きらめ
)
きて、女の
眼
(
め
)
を脅かせり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晃(きらめ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
あきら
(逆引き)
従来
(
これまで
)
に無い
難産
(
なんざん
)
で、産の
気
(
け
)
が附いてから
三日目
(
みつかめ
)
の
正午
(
まひる
)
、陰暦六月の暑い
日盛
(
ひざか
)
りに
甚
(
ひど
)
い
逆児
(
さかご
)
で生れたのが
晃
(
あきら
)
と云ふ
怖
(
おそろ
)
しい
重瞳
(
ぢゆうどう
)
の児であつた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
晃(あきら)の例文をもっと
(2作品)
見る
かがや
(逆引き)
重左は、麻のような
髯
(
ひげ
)
をしごきながら、底光りのする眼を
晃
(
かがや
)
かした。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
晃(かがや)の例文をもっと
(1作品)
見る
き
(逆引き)
障子の
背後
(
うしろ
)
は直ぐに縁、
欄干
(
てすり
)
にずらりと
硝子戸
(
がらすど
)
の外は、
水煙渺
(
みずけむりびょう
)
として、曇らぬ空に雲かと見る、
長洲
(
ながす
)
の端に星一つ、水に近く
晃
(
き
)
らめいた、揖斐川の流れの
裾
(
すそ
)
は、
潮
(
うしお
)
を
籠
(
こ
)
めた霧白く、月にも
苫
(
とま
)
を伏せ
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晃(き)の例文をもっと
(1作品)
見る
こう
(逆引き)
と、言いながら、
戛
(
かっ
)
! 叩くように
柄
(
つか
)
を握ったかと思うと、有村の手に、
晃
(
こう
)
とした剣が抜き払われた。と——。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
晃(こう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぴ
(逆引き)
其光りで下を見ると
梯子段
(
はしごだん
)
の下は一パイの捕手で槍の穂先は
晃
(
ぴ
)
か/\と丸で
篠薄
(
しのすすき
)
です。三発やると初めに私を捕へた男が持つた槍をトンと落して斃れました。私は嬉しかつた……。
千里駒後日譚
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
晃(ぴ)の例文をもっと
(1作品)
見る
晃
漢検準1級
部首:⽇
10画
“晃”を含む語句
晃々
晃然
晃耀
徐晃
晃乎
文晃
明晃々
晃刀
鴨下晃湖
保晃
韋晃
青木晃
電光晃耀
閃々晃々
連水晃
谷文晃
萩原晃
登晃口
登晃
瓊林晃珠
...
“晃”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花
押川春浪
与謝野寛
小島烏水
三遊亭円朝
作者不詳
岡本綺堂
泉鏡花
吉川英治