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挺
ふりがな文庫
“挺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょう
71.4%
てい
8.6%
ちやう
6.5%
てこ
5.9%
ぬき
4.3%
てう
1.1%
ぬきん
1.1%
ちよう
0.5%
ぬ
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょう
(逆引き)
「
紺屋
(
こうや
)
じゃあねえから
明後日
(
あさって
)
とは
謂
(
い
)
わせねえよ。
楼
(
うち
)
の
妓衆
(
おいらん
)
たちから三
挺
(
ちょう
)
ばかり来てる
筈
(
はず
)
だ、もう
疾
(
とっ
)
くに出来てるだろう、大急ぎだ。」
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挺(ちょう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
てい
(逆引き)
またたとい剣を
挺
(
てい
)
し、
戈
(
ほこ
)
を揮うてこれに抗敵するも、また必ず現今の洪水は一層の猛勢を激してここに赴かしむべしと信ずるなり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
挺(てい)の例文をもっと
(16作品)
見る
ちやう
(逆引き)
「
草刈鎌
(
くさかりがま
)
の一
挺
(
ちやう
)
や二
挺
(
ちやう
)
お
前
(
まへ
)
どうするもんぢやない、あつちへ
廻
(
まは
)
つて
足
(
あし
)
でも
洗
(
あら
)
つてさあ」
内儀
(
かみ
)
さんの
口
(
くち
)
もとには
微
(
かす
)
かな
笑
(
わら
)
ひが
浮
(
うか
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
挺(ちやう)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
てこ
(逆引き)
そして角燈を地上に置くと、石の端の下へ
挺
(
てこ
)
の先を押入れて、其石を擡げ始めた。石が自由になると彼は更に寄生植物を
取除
(
とりの
)
けにかゝつた。
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
挺(てこ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ぬき
(逆引き)
どの道、春廼舎の『書生気質』や硯友社連の諸作と比べて『浮雲』が
一頭
(
いっとう
)
地
(
ち
)
を
挺
(
ぬき
)
んずる新興文芸の第一の
曙光
(
しょこう
)
であるは争う事は出来ない。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
挺(ぬき)の例文をもっと
(8作品)
見る
てう
(逆引き)
是
(
これ
)
から
長家
(
ながや
)
の者が五六人
付
(
つ
)
いて出かけましたが、お寺は
貧窮山難渋寺
(
ひんきゆうさんなんじふじ
)
と
云
(
い
)
ふので、
本堂
(
ほんだう
)
には
鴻雁寺
(
こうがんじ
)
が二
挺
(
てう
)
点
(
とも
)
つて
居
(
ゐ
)
る。金
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
挺(てう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぬきん
(逆引き)
何方
(
どっち
)
付かずに真中へ立って、煮え切らずに前進する事は容易であった。けれども、今の彼は、不断の彼とは趣を異にしていた。再び半身を
埒外
(
らつがい
)
に
挺
(
ぬきん
)
でて、余人と握手するのは既に遅かった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
挺(ぬきん)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちよう
(逆引き)
この
砥石
(
といし
)
が一
挺
(
ちよう
)
ありましたらあ、今までのよに、
盥
(
たらい
)
じゃあ、湯水じゃあとウ、騒ぐにはア及びませぬウ。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挺(ちよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬ
(逆引き)
濃緑の松の葉の傘は、大概楢よりも高く
挺
(
ぬ
)
き上つて、光線を容易に
透
(
とほ
)
しさうもなく、大空にひろがつてゐる、森の中をさまよひながら、楢の葉の大波を
掻
(
か
)
き分けて行くと、方々にこの黒松の集団が
亡びゆく森
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
挺(ぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
挺
漢検準1級
部首:⼿
10画
“挺”を含む語句
一挺
鉄挺
三挺
挺立
半挺
挺身
変挺
挺子
挺身隊
挺然
二挺
變挺
金挺
挺櫓
幾挺
牽挺
木挺役
挺進
焦挺
李挺
...
“挺”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
泉鏡花
内田魯庵
島崎藤村
三遊亭円朝
山本周五郎
ロマン・ロラン
小島烏水
海野十三