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挺
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ぬきん
ふりがな文庫
“
挺
(
ぬきん
)” の例文
何方
(
どっち
)
付かずに真中へ立って、煮え切らずに前進する事は容易であった。けれども、今の彼は、不断の彼とは趣を異にしていた。再び半身を
埒外
(
らつがい
)
に
挺
(
ぬきん
)
でて、余人と握手するのは既に遅かった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
何方付
(
どつちつ
)
かずに
真中
(
まんなか
)
へ
立
(
た
)
つて、煮え切らずに前進する事は容易であつた。けれども、
今
(
いま
)
の
彼
(
かれ
)
は、
不断
(
ふだん
)
の彼とは
趣
(
おもむき
)
を異にしてゐた。再び半身を
埒外
(
らつぐわい
)
に
挺
(
ぬきん
)
でて、余人と握手するのは既に
遅
(
おそ
)
かつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
挺
漢検準1級
部首:⼿
10画
“挺”を含む語句
一挺
鉄挺
三挺
挺立
半挺
挺身
変挺
挺子
挺身隊
挺然
二挺
變挺
金挺
挺櫓
幾挺
牽挺
木挺役
挺進
焦挺
李挺
...