“牽挺”の読み方と例文
読み方割合
まねき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二年の後(のち)には、遽(あわた)だしく往返する牽挺(まねき)が睫毛(まつげ)を掠(かす)めても、絶えて瞬くことがなくなった。彼はようやく機の下から匍出(はいだ)す。
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)
二年の後には、遽だしく往返する牽挺(まねき)が睫毛を掠めても、絶えて瞬くことがなくなつた。彼は漸く機の下から匍出す。最早、鋭利な錐の先を以て瞼を突かれても、まばたきをせぬ迄になつてゐた。
名人伝 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)