“睫毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつげ99.7%
マツゲ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眞珠太夫はうは言のやうに言つて、長い睫毛まつげが涙をつゞるのです。蒼白い高貴な顏、これはいかなる身分の者であつても恥かしくない相です。
なるほど昔リヨンで踊り子をしていた時分に、伯爵に見められたというだけあって、水々しいひとみ、魅力的なうるみを帯びた睫毛まつげ
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
代助は黙って三千代の様子をうかがった。三千代は始めから、眼を伏せていた。代助にはその長い睫毛まつげふるえるさまが能く見えた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼の眼は大きく碧くて、鳶色とびいろ睫毛まつげに被はれ、象牙にもまが白皙はくせきの高い額には、心なしの金髮の捲毛がこぼれてゐる。
ことさらにゑさせて、みぎよそほひでスリツパで芝生しばふんで、秋空あきぞらたか睫毛まつげすまして
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
読みへし、我が睫毛マツゲには、
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)