“睫毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつげ99.7%
マツゲ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬚のない顔に長い睫毛まつげ、頭髪をうしろに垂らすか、結い上げるかしているから、なるほど紛らわしいわけだ。そして、その家である。
お綱は情熱と理智のたたかいにもまれて、固く睫毛まつげをふさいでいた。弦之丞には、静かに眠っているふうをよそおっている心の奥で——。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
読みへし、我が睫毛マツゲには
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)