“髭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひげ98.6%
くちひげ0.7%
ひけ0.3%
まげ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“髭”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語26.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ひげひんの好い鼻の下に、——と云ふよりも薄い唇の左右に、丁度薄墨をいたやうに、僅ばかりしか残つてゐない。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
垣根のもとにはりゅうひげが透き間なく茂って、青い玉のなんともいえぬ美しい実が黒い茂り葉の間につづられてある。
隣の嫁 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
くちひげほおひげあごひげ、まるで銀の針金を植えつけたようで、なんのことはない神霊矢口渡しんれいやぐちのわたしの頓兵衛を見るようであった。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
日本人がいろいろに子供の頭を剃ることは、我々がいろいろに我々の顔を剃る——くちひげだけで、あごひげが無かったり、鬚だけで髭が無かったり、両方の頬ひげを残して顎を剃ったり
やがて、もうよろしいと、スコールの声に、テイイ事務長がふりかえってみると、そこには顔全部が灰色のひけにうずまったといいたいくらいの人のよい老艇長がにこにこして立っていた。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
「八、皆んな呼んで來るが宜い。この吊臺の中に無かつたら——武士なら腹を切るところだが、俺はそんな痛いことが嫌ひだから、せめてまげでも切つてお詫をしようぢやないか」