“髯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひげ99.0%
ほおひげ0.5%
ぜん0.2%
びん0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“髯”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語50.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ひげやしている男は雲母きららのようなものを自分の廻りにき散らしながらひとりでにやにや笑っていた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一座には、はかまをはいてあごの先にひげを生やしている男が、しきりに心霊しんれいの物理学について論じていた。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
くちひげほおひげあごひげ、まるで銀の針金を植えつけたようで、なんのことはない神霊矢口渡しんれいやぐちのわたしの頓兵衛を見るようであった。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
王問う「吾子よ何故汝はこの人(豹)を殺したか」、豹殺しこたう「彼は甚だ危険な人で王の民の羊や鶏を夥しく殺しました」、王いわく「吾子よ汝は善くした、それじゃ彼のほおひげを数え見よ、汝も知る通りすべて三九二十七毛あるはずだ、一つでも足らなんだら汝はわしに布二匹をはらわにゃならぬ」
尊とむべき教訓は、あにかの厳たる白堊校堂裡、鹿爪しかつめらしき八字ぜんの下よりのみ出づる者ならむや。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しばらくして、浦子はぎょくぼやの洋燈ランプの心をげて、あかるくなったともしに、宝石輝く指のさきを、ちょっとびんに触ったが、あらためてまた掻上かきあげる。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)