“長髯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちょうぜん71.4%
ちやうぜん7.1%
ちようせん7.1%
ちようぜん7.1%
ながひげ7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“長髯”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
先に立場へ着いた長髯ちょうぜんの侍は、茶屋の葭簀よしずも潜らずに、すぐ片手の鉄扇を上げて、馬子の溜りをさしまねいた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊豆国天城山南、湯ヶ野温泉旅館に数年前、白髪長髯ちょうぜんの一老翁来たり宿して、一夜のうちにふすまに文字を書して去った。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
なるほど画伯の顔は白い長髯ちやうぜんで埋められてゐて、そのニコ/\顔にベレー帽をかむつてゐるところ、どう見ても和製サンタクロースだつた。
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
偖主人の鬼一殿は何処におはすぞと見てあれば、大玄関の真中に、大礼服のよそほひ美々しく、左手ゆんで剣𣠽けんぱを握り、右に胡麻塩ごましほ長髯ちようせんし、いかめしき顔して、眼鏡を光らしつゝたゝずみたまふが、当夜の御亭主青木外務大臣の君なり。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
と、老黄門は、おごそかに会釈をうけて後、その白銀を植えたような長髯ちようぜんの先を指でまさぐりながら、
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はあい、と掘立小屋の中から鈍重な返事が聞え、赤錆びたトタンの扉をめくって、長髯ながひげをしごきながら、ひょろ長い李聖学の顔が出た。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)