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『燕尾服着初めの記』
ふりがな文庫
『
燕尾服着初めの記
(
えんびふくきぞめのき
)
』
此れは逗子の浦曲に住む漁師にて候、吾れいまだ天長節外務大臣の夜会てふものを見ず候ほどに、——と能がゝりの足どり怪しく明治卅二年十一月三日の夕方のそり/\新橋停車場の改札口を出で来れるは、斯く申す小生なり。 懐中には外務大臣子爵青木周蔵、子爵 …
著者
徳冨蘆花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
香
(
かほり
)
在
(
おは
)
帽子
(
シルクハツト
)
場
(
シーン
)
白光
(
プラチナ
)
躍
(
をどり
)
装
(
よそほひ
)
焦心
(
せうしん
)
初
(
ぞ
)
過
(
あやまち
)
言
(
ものい
)
上
(
うへ
)
胴衣
(
チヨツキ
)
瞑
(
ねぶ
)
止
(
とゞ
)
嫂
(
そう
)
先
(
まづ
)
偽
(
いつはり
)
紅色
(
くれなゐ
)
鯱張
(
しやちば
)
塊
(
くわい
)
葉
(
えふ
)
猪首
(
ゐくび
)
徽章
(
きしよう
)
面
(
づら
)
軟
(
やはらか
)
揺
(
うご
)
兄
(
けい
)
紅
(
くれなゐ
)
厳
(
いかめ
)
呀
(
あつ
)
咽
(
のんど
)
地
(
ぢ
)
窄
(
せば
)
夕飯
(
ゆふはん
)
空
(
くう
)
大皿
(
だいへい
)
如何
(
どう
)
宛
(
さなが
)
容子
(
ありさま
)
眩
(
まば
)
巡廻
(
へめぐ
)
後
(
おく
)
復
(
かへ
)
惜
(
を
)
揃
(
そろひ
)
更衣
(
かうい
)
遽
(
あわ
)
冷
(
ひ
)
縫
(
ぬひ
)
纔
(
わづか
)
佇
(
たゝず
)
署
(
しよ
)
呆然
(
ばうぜん
)
咽
(
のど
)
喩
(
さと
)
能
(
のう
)
突立
(
つゝた
)
薫
(
くん
)
顕
(
あらは
)
顔揃
(
かほぞろ
)
眩
(
まばゆ
)
領
(
りやう
)
識
(
しき
)
爾
(
なんぢ
)
点頭
(
てんとう
)
殿
(
どの
)
長髯
(
ちようせん
)
振舞
(
ふるまひ
)
曙染
(
あけぼのそめ
)
上衣
(
コート
)
撫
(
ぶ
)
斜
(
なゝめ
)
繻珍
(
しゆちん
)
緑葉
(
りよくえふ
)
篏
(
はま
)
筒切
(
つゝぎ
)
等
(
とう
)
硬
(
かた
)
眼
(
まなこ
)
相携
(
あひたづさ
)
相挈
(
あひたづさ
)
盖
(
けだ
)
皮
(
かは
)
甘
(
あま
)
犬殺
(
いぬころし
)
調
(
しらべ
)
貯
(
たくは
)
澄
(
すま
)
起居
(
たちゐ
)
浴
(
あび
)
躍
(
をど
)
洒落
(
しやれ
)
此方
(
こなた
)
今宵
(
こよひ
)
逆上
(
のぼせ
)
逗子
(
づし
)
床
(
ゆか
)
音
(
おと
)
頬張
(
ほゝば
)