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鯱張
ふりがな文庫
“鯱張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃちほこば
36.4%
しゃちこば
27.3%
しゃちば
9.1%
しやちこば
9.1%
しやちば
9.1%
しやちほこば
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃちほこば
(逆引き)
あとに続く伊吹大作の気づかれは大変。なにしろ八方に目をくばって、ひとりで
鯱張
(
しゃちほこば
)
ってお供をするんだから——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鯱張(しゃちほこば)の例文をもっと
(4作品)
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しゃちこば
(逆引き)
お召しによって控えましたるは本八丁堀屋根屋新道隠密まわり同心税所邦之助、まだお眼通りにもならない前から、このとおり
真赫
(
まっか
)
に
鯱張
(
しゃちこば
)
ってござる。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鯱張(しゃちこば)の例文をもっと
(3作品)
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しゃちば
(逆引き)
尤も、
斯様
(
かよう
)
にお話は致しますものの、みんな後から思い出した事なので、その時は電気にかかったように
鯱張
(
しゃちば
)
ってしまって、どんな声を出しましたやら、一切夢中で御座いました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鯱張(しゃちば)の例文をもっと
(1作品)
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しやちこば
(逆引き)
おかしな腰つきで、
鯱張
(
しやちこば
)
つてゐるやうな自分の姿が彼は恥づかしくなつた。今朝、駒平が
研
(
と
)
いだばかりの鎌の刄が、夏の朝の日ざしに、徒らに白く光つた。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
鯱張(しやちこば)の例文をもっと
(1作品)
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しやちば
(逆引き)
咽をカラアにしめられてしきりに
堅睡
(
かたづ
)
をのむ
猪首
(
ゐくび
)
のすわり可笑しく、胸をシヤツ
胴衣
(
チヨツキ
)
に
窄
(
せば
)
められてコルセツトを着けたるやうに呼吸苦しく、全体
宛
(
さなが
)
ら糊されし様に
鯱張
(
しやちば
)
りかへつて
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
鯱張(しやちば)の例文をもっと
(1作品)
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しやちほこば
(逆引き)
蜂は怒つてゐるから栗の實のやうに硬いからだを
鯱張
(
しやちほこば
)
らせてゐて、かーんと勇ましい音を立て叩き落された。
めたん子伝
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
鯱張(しやちほこば)の例文をもっと
(1作品)
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鯱
漢検1級
部首:⿂
19画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“鯱”で始まる語句
鯱
鯱鉾
鯱鉾立
鯱子張
鯱硬張
鯱丸
鯱巻
鯱立
鯱鋒
鯱構
検索の候補
鯱子張
鯱硬張
鯱固張
鯱鉾張
“鯱張”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
島木健作
林不忘
岡本かの子
室生犀星
久生十蘭
夏目漱石
夢野久作
堀辰雄