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しやちこば
ふりがな文庫
“しやちこば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鯱子張
80.0%
鯱張
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯱子張
(逆引き)
これまで
幾度
(
いくたび
)
か師匠の九つ目を聴いて、結構な出来だと思はぬ事は無かつたが、さて自分が語つてみると、
戸無瀬
(
となせ
)
も
本蔵
(
ほんざう
)
も初めから
鯱子張
(
しやちこば
)
つて、まるで喧嘩を売りに来たやうにしか見えない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
派手好きな鴈治郎は、
刃傷
(
にんじやう
)
の場で思ひきり派手な
往
(
ゆ
)
き方をして舞台を巧く
引
(
ひ
)
つ
浚
(
さら
)
へて
往
(
ゆ
)
かうと註文をつけてゐたらしかつた。で、
火熨斗
(
ひのし
)
をあてた
白襦袢
(
しろしやつ
)
のやうに、真青に
鯱子張
(
しやちこば
)
つて舞台へ出た。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
しやちこば(鯱子張)の例文をもっと
(4作品)
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鯱張
(逆引き)
おかしな腰つきで、
鯱張
(
しやちこば
)
つてゐるやうな自分の姿が彼は恥づかしくなつた。今朝、駒平が
研
(
と
)
いだばかりの鎌の刄が、夏の朝の日ざしに、徒らに白く光つた。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
しやちこば(鯱張)の例文をもっと
(1作品)
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