“往”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
45.1%
43.3%
ゆき2.8%
いっ1.8%
ゆく1.4%
いき1.0%
いつ0.8%
ゆか0.6%
いか0.4%
おう0.4%
0.2%
いく0.2%
いら0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
ゆけ0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども帽子をらない男はもうどこからも出て来なかった。彼は器械のようにまた義務のように何時もの道をったり来たりした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼の母がふだん滅多に出入りしない部屋に入つてきますと、Marion は蝶番をはづした大きな窓の扉を自分の背に背負つて
○こゝに我が魚沼郡藪上の庄の村より農夫一人柏崎にいたる、此路程五里なり。途中にて一人の苧纑商人ひ、路伴になりてけり。
大原「ヤレヤレ少々驚いたね。ナーニ昨日僕の友人のてその妹に御馳走されたのです。その事が寝言に出たのでしょう」書生
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
媼はその血に筆を染めて我にわたし、「拿破里」と書して名を署せしめて云ふ。好し好し、法皇の封傳に劣らぬものぞとて、懷にをさめつ。
……ウーイプー……お勢がたいというもんだから仕様事なしのお交際て見たがネ、思ッたよりはサ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
小僧や。小「へえ。旦「おてノ蚊帳釣手を打つんだから鉄槌して下さいとつてりてい。小「へえ……りました。旦「してれたか。 ...
吝嗇家 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
廻りて通らず切石下山と急ぎ來りしが猶身延へも萬澤の御關所へりしが是又手形なくては通行ならず依て此處をも廻り道を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
へえ、しうございます。先「エー御免下さい、おます。ト開戸けなければない。小「へえー。先「エーおします/\。小僧は、ツト椅子れて小 ...
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
落葉松の枯木をからんで、涼しくなる鈴の音は、さの白衣の菅笠や金剛杖に伴って、いかに富士登山を、絵巻物に仕立てることであろうか。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
林「出てくもかねえもらねえ、ならで訳は分ってる、突然頭部にやして、本当に呆れてしまう、何だってったよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それも母親さんのようにこんな気楽な家へお嫁に往かれりゃアともかくもネー、しヒョッと先にでもあるんで御覧、なかなかこんなに我儘気儘をしちゃアいられないから
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
重助「あなたが権幕を変えて出てっしゃいましたから、私は跡で何んなにヒヤ/\して居たか知れません」
甲給仕 ポトパンは何處せた? かたづける手傳ひをしをらぬ。かたづけに! 拭役に!
駅路のさざめきもびておもしろく、うさるさの旅人すがた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
何でも、学校時代に親しくした友達の一人なんだ。
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
子曰く、や始めてに詩をいうべきなり、これにぎにしことをつぐれば来たらんことをも知るものなり。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
番頭は呆気に取られて、女客の顔を見た。そしてこの女がその晩の名高い歌手である事に気がくと、じつと眼を皿のやうにつた。——で、言はれた通りに入場料だけは倹約をする事にした。
窠宿の方へ走りば、狐はかくとよりも、周章狼狽逃げ行くを、なほさじと追駆けて、表門をんとする時、一声りつつ、横間よりで掛るものあり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
清「いや然うはきませぬ、うでもうでも落合までだ日も高いからこ積りで」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
くだりいませまつりし、高ひかる日の皇子は、飛鳥浄見原に、ながらふとしきまして、聖祖のしきます国と、天の原岩門を開き、あがり、あがりましぬ。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)