“路程”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みちのり81.8%
みちのほど9.1%
ろてい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○こゝに我が魚沼郡うをぬまごほり藪上やぶかみの庄の村より農夫のうふ一人柏崎かしはざきえきにいたる、此路程みちのり五里ばかりなり。途中にて一人の苧纑商人をがせあきびとひ、路伴みちづれになりてゆきけり。
かくて黄金丸は、ひたすら帰途かえりを急ぎしが、路程みちのほども近くはあらず、かつは途中にて狼藉せし、猿を追駆おいかけなどせしほどに。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
全員十五名、場所はすでにいくどもゆきなれた、サクラ湾である、路程ろていは遠からず、危険のおそれがないので、年少組までのこらずつれてゆくことにした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)