“遇”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
78.9%
ぐう7.4%
あしら4.8%
3.3%
あっ1.1%
あつか1.1%
あし0.7%
たま0.7%
あい0.4%
あお0.4%
(他:3)1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“遇”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸30.6%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本10.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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「や、久しぶりだね。」友達はづか/\とやつて来て握手をした。「ひどい目につたんだつてね、ほんとに気の毒だつたね。」
「君は立派な空想家だ。だが、それならどうしてあいつは、一度そう云う目にいながら、無頼漢なんぞになったのだろう。」
首が落ちた話 (新字新仮名) epub / 芥川竜之介(著)
降将李陵は一つの穹盧きゅうろと数十人の侍者じしゃとを与えられ賓客ひんきゃくの礼をもってぐうせられた。
李陵 (新字新仮名) epub / 中島敦(著)
千載せんざいの一ぐうだぞ」と、功名手柄を励ましたが、ひとり沮授そじゅの出陣だけは、ひとと違っていた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) epub / 吉川英治(著)
「何ですか、私はこういうがさつものですから、しかられてばかりおりますの」お島はていよくあしらっていた。
あらくれ (新字新仮名) epub / 徳田秋声(著)
銀子は訳がわからず、不断から仲のわるい染福のことなので、いい加減にあしらっていたが、高飛車に出られむっとした。
縮図 (新字新仮名) epub / 徳田秋声(著)
そこで私も経験ある老人に教えられて始めて肺病でない、成程空気の稀薄な土地を長く旅行したためにこういう害にうたのかと漸く安心致しました。
チベット旅行記 (新字新仮名) epub / 河口慧海(著)
そうしてさっきの電話では盗難にうたようにいうたけど、実はただの盗難ではない。
(新字新仮名) epub / 谷崎潤一郎(著)
う/\云う浪風なみかぜで、斯う云う目にあった、しおかぶって着物が濡れたと云うと、宿の内儀かみさんが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) epub / 福沢諭吉(著)
以来新入生にあっ仮初かりそめにも左様さような事を云うと、乃公は他人の事とは思わぬぞ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) epub / 福沢諭吉(著)
二人は家内かないの紳士をあつかふことのきはめて鄭重ていちようなるをいぶかりて、彼の行くより坐るまで一挙一動も見脱みのがさざりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) epub / 尾崎紅葉(著)
貫一は鰐淵の裏二階なる八畳の一間を与へられて、名は雇人なれども客分にあつかはれ、手代となり、顧問となりて、あるじの重宝大方ならざれば、四年よとせひさしきにわたれども主は彼をいだすことを喜ばず
金色夜叉 (新字旧仮名) epub / 尾崎紅葉(著)
『暑いでせう外は。先刻さつきから眠くなつて/\爲樣しやうのないところだつたの。』と富江は椅子をすゝめる。年下の弟でもあしらふ樣な素振りだ。
鳥影 (旧字旧仮名) epub / 石川啄木(著)
私は孝行だの何だのという事を、道学先生の世迷言よまいごとのように思って、鼻であしらっていた男だが、不思議な事には、此時此手紙を読んで吃驚びっくりすると同時に
平凡 (新字新仮名) epub / 二葉亭四迷(著)
「駄目だよ。あの腐った性根は死ぬまで直りっこないよ。たまに神妙にしていると思えば、きっと何か企んでいるんだからね。僕はあれが谷にでも落ちて死んでしまえばいゝと思っているよ」
黄鳥の嘆き (新字新仮名) epub / 甲賀三郎(著)
僕は、この有名なるめる友人のお蔭で、そのやしきに出入しては、自分の財布に相談してはいつになっても得られないような御馳走にありついたり、たまには独り身の鬱血うっけつを払うために、町はずれの安待合やすまちあい格子こうしをくぐるに足るお小遣こづかいを彼からせしめたこともあった。
振動魔 (新字新仮名) epub / 海野十三(著)
時々、胸襟きょうきんを開いて話をしては馬鹿を見る、度々「お前もか」というような目にあいて、失望することが多い。要するに吾々日本人は、人格なるものを認知し得ないのではなかろうか。
人格を認知せざる国民 (新字新仮名) epub / 新渡戸稲造(著)
山「実に此処であおうとはなア、兼公、半公もおめえに逢いてえだろうが出られねえ首尾で、今日は漸く暇を貰って出て来たが、直ぐおめえとこへもけねえというのは何分世間をはばかる訳で」
ところが五年目に突然この手紙、何事かと驚いて読みくだすとその意味は――お別れしてから種々の運命あつすゑ今はある男と夫婦同様になつて居る
節操 (新字旧仮名) epub / 国木田独歩(著)
その後自分は此男にあわないのである。
運命論者 (新字新仮名) epub / 国木田独歩(著)
たまたま一世にもてはやされて、多く喝采せられ多く反響せられしものゝみ、天上の星の如く、歴史の長江を飾る者となりて、文学史と人名辞書に其名を止む。
詩人論 (新字旧仮名) epub / 山路愛山(著)