“身姿”の読み方と例文
読み方割合
みなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重箱ぢうばこに入風呂敷ふろしきに包みて和吉に脊負せおはせて待間まつま程なく長三郎は身姿みなりを繕ひ部屋の中より立出たちいで來り兩親始め忠兵衞にも挨拶あいさつ成て和吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
武芸者としての改まった身姿みなりにもならないのは、道庵のせっかくの謀叛に、米友が不同意を唱えたわけではなく、小諸の城下を当ってみたけれども
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
『だが、大夫の普請場へ、身姿みなりを変えて、忍びこんでいるなどとは、こちらは、痛くもかゆくもないにせよ、不快な事だ、こいつを、生かしては置けぬぞ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)