“立出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちい56.1%
たちいで28.1%
たちいづ8.8%
たちいず3.5%
1.8%
たちで1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我が蔭口を露ばかりもいふ者ありと聞けば、立出でて喧嘩口論の勇気もなく、部屋にとぢつて人にの合はされぬ臆病至極の身なりけるを
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
右の話をなしたるに上方の衆は關東者と候へば物をくする心ならんとて松葉屋桐屋共に立出對面に及びしかば大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然れども夜遊病患者の如く「我」を忘れて立出るものにはあらざるなり、何処までも生命の眼を以て、超自然のものを観るなり。
内部生命論 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
る処へ、左右の小笹哦嗟々々と音して、立出るものありけり。「さてはいよいよ猟師よ」ト、見やればこれ人間ならず、いとましき二匹の犬なり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
そこで僕もおおいにんで彼の帰国を送った。彼は二年間の貯蓄の三分の二を平気でって、錦絵を買い、反物を買い、母やや、親戚の女子供を喜ばすべく、欣々然として新橋を立出った。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
二人はを告げて立出ると、お政は途中の用心に松明を貸してれた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)