“たちい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
起居48.1%
立出30.8%
立居10.6%
立入9.6%
行動1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「年が若くって起居(たちい)に不自由さえなければ丈夫だと思うんだろう。門構(もんがまえ)の宅(うち)に住んで下女(げじょ)さえ使っていれば金でもあると考えるように」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
立出(たちい)づる門口から、早や天の一方に、蒼沼の名にし負う、緑の池の水の色、峰続きの松の梢(こずえ)に、髣髴(ほうふつ)として瑠璃(るり)を湛(たた)える。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
勝手が違うて窮屈な心地がいたし、立居(たちい)が固くなりますのに、まして見える眼を見えないように装うている辛さを、お察しなされて下さりませ。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
大勢はつゞいてその堀際へ駈け寄つたが、水に呑まれた娘の姿はもう見えなかつた。城の堀へみだりに立入(たちい)ることは国法で禁じられてゐる。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
一切圧迫(たかびしゃ)はいけません。故郷(くに)へ帰りたいと云う者は故郷(くに)へ帰さねばなりません。結婚(こんれい)したいと云う者には結婚(こんれい)させねばなりません。何も彼も一切自由意志(きままごころ)で、行動(たちい)させねばなりません
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)