“たちいり”の漢字の書き方と例文
語句割合
立入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
得たれば久々ひさ/″\にて一ぱいのまふと或料理屋あるれうりや立入たちいり九郎兵衞惣内夫婦三人車座くるまざになりさしおさへ數刻すうこく酌交くみかはせしがやゝ戌刻過いつゝすぎやうやく此家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
知て何時にても用達ようだてて呉るのみならず諸處ヘ引付ひきつけ出入場も多く出來るに付明暮あけくれ立入たちいり隱居いんきよの用事とあれば渡世とせいやすみても致し居たり或時雨天うてんにて彦兵衞はあきなひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すゑる故一同見ても居られず組頭くみがしら周藏佐治右衞門傳兵衞木祖兵衞きそべゑ長百姓喜平次善右衞門神主かんぬし備前びぜん醫師いし玄伯等各自おの/\中に立入たちいりまづ双方さうはう共に預りて此日は皆々引取しがお里は組頭周藏へ預け其夜なほ又周藏方へ惣内始め寄合て心得違ひの趣きにあつかひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)