“各自”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいめい40.3%
てんで27.0%
めい/\10.1%
おのおの7.5%
かくじ4.4%
おの/\3.8%
てんでん3.1%
おのがじし0.6%
それぞれ0.6%
たがい0.6%
てん/″\0.6%
みなみな0.6%
みんな0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女役実悪半道なんて、各自役所が決まっておりましてな、泣かせたり笑わせたり致しやす。——春の花見! これがまた大変だ!
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして各自に刀をもって果合いをやるのです。それには立会人があって、どっちの遣り方が善いとか悪いとかいう判断を下します。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
彼等は默然として、恰も各自の記憶を一心に辿つてゐる樣子であつた。チエスタ孃は頬杖をついて、遠くを見据ゑながら腰かけてゐた。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
「ええ、さて各自には、すでに御本望をお遂げなされたのでありまするか。それとも、また今夜にも吉良邸へお討入りに相成りますかな。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この兩少年各自家屋のみならず、重幸少年きは隣接した小學校二十戸民家とを危急からたのであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そはかしこにては、我等の所有ふる者愈〻多ければ、各自くる愈〻多く、かの僧院に燃ゆる愛亦愈〻多ければなり。 五五—五七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
此の空地を斜に横ぎツて、四十人に餘る生徒が、が列を亂したやうになツて、各自土塊を蹴上げながら蹴散らしながら飛んで行く。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
各自ひとすらし妹に恋ひせぬ人に知らえず (同・二九二八)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
彼ら三人は暗夜の中に各自光をいながらへんぽんとして舞い踊るうち、彼らの衣裳はく落ちて、ただ見る三匹の仔牛ほどの野狐が、後脚二本で土に立ち、前脚二本で拍子を取り
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一流のホテルが、各自にその景勝の位置を誇って、海にむかって建ち並んでいる。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
血走ツてゐるか、困憊きツた連中ばかりで、忍諸してゐたら上がらうといふもんだから、各自油斷も何もありやしない。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ここにおいて文殊師利維摩詰に問う。我ら各自説きれり。仁者、まさに説くべし。何等をかこれ菩薩、不二法門という。時に、維摩、黙然なし。文殊師利嘆じて曰く善哉善哉。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
でも、いくつ弓張りや手丸提燈を入れて出してやったかわからない。議事堂です、議事堂ですと、各自が口々に言った。