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腮
ふりがな文庫
“腮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あご
81.6%
あぎと
10.9%
えら
6.1%
おとがひ
0.7%
さい
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あご
(逆引き)
またある日、このガスを空気ポンプで
抽
(
ぬ
)
くと、静に蒸発した。翌日同じ事をやると、今度は爆発し、傍にいたデビーも
腮
(
あご
)
に負傷した。
ファラデーの伝:電気学の泰斗
(新字新仮名)
/
愛知敬一
(著)
腮(あご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あぎと
(逆引き)
物は言はで
打笑
(
うちゑ
)
める富山の
腮
(
あぎと
)
は
愈
(
いよいよ
)
展
(
ひろが
)
れり。早くもその意を得てや
破顔
(
はがん
)
せる
主
(
あるじ
)
の目は、
薄
(
すすき
)
の
切疵
(
きりきず
)
の如くほとほと有か無きかになりぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
腮(あぎと)の例文をもっと
(16作品)
見る
えら
(逆引き)
此の節、肉どころか、血どころか、
贅沢
(
ぜいたく
)
な
目玉
(
めだま
)
などはつひに
賞翫
(
しょうがん
)
した
験
(
ためし
)
がない。
鳳凰
(
ほうおう
)
の
髄
(
ずい
)
、
麒麟
(
きりん
)
の
腮
(
えら
)
さへ、世にも
稀
(
まれ
)
な珍味と聞く。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
腮(えら)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
おとがひ
(逆引き)
履きたり母は
縁
(
ふち
)
のほつれし竹の子笠を
被
(
かぶ
)
りたるが何故にや
腮
(
おとがひ
)
の濡るゝまで仰向きたり思へばこれ
脊
(
せな
)
の子を濡らさじと小さき笠を
後
(
うしろ
)
へ
掩
(
おほ
)
ふ爲なりしまだ其下にも
跡
(
あと
)
の子を入れんとにや
後
(
うしろ
)
さまに右の手を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
腮(おとがひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さい
(逆引き)
然レドモ東西隔絶スルコト千里余ナリ。
夫
(
か
)
ノ羽族ノ序ヲ
逐
(
お
)
ヒ影ヲ
聯
(
つら
)
ネテ
飲啄
(
いんたく
)
相離ルヽコトナキガ如クナルコト能ハズ。悲ミ中ヨリ生ジ老涙
腮
(
さい
)
ニ交ル。コレガタメニ
竟夕
(
きょうせき
)
寧
(
やす
)
カラズ。坐シテ以テ
旦
(
あした
)
ヲ待ツ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
腮(さい)の例文をもっと
(1作品)
見る
腮
漢検1級
部首:⾁
13画
“腮”を含む語句
腮髯
二重腮
腮鬚
下腮
上腮
耳鼻腮痛
腮下
腮別
腮紐
腮骨
腮髭
“腮”のふりがなが多い著者
中里介山
島崎藤村
小島烏水
夢野久作
ライネル・マリア・リルケ
樋口一葉
江見水蔭
エドガー・アラン・ポー
吉川英治
国木田独歩