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腮鬚
ふりがな文庫
“腮鬚”の読み方と例文
読み方
割合
あごひげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あごひげ
(逆引き)
しかもその小さな下唇を前歯で噛み破ったらしく鼻の下から乳の間へかけてベットリとコビリ付いている血が、水銀燈に照らされて妙に
黝
(
くろ
)
ずんだ
腮鬚
(
あごひげ
)
みたいに見えるのです。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ぼろぼろの
法衣
(
ころも
)
を着た、痩せて銀のような
腮鬚
(
あごひげ
)
を生やした旅僧が立って念仏を唱えていた。
妖怪記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
胡麻鹽
(
ごましほ
)
の
腮鬚
(
あごひげ
)
の長い受付の
老爺
(
おやぢ
)
の顏を、半圓形の硝子窓の中に、覗きカラクリのやうに見て、右へ曲つて行くと、白い壁の長い廊下が續いて、其の片側には、下駄箱を横にしたやうに
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
腮鬚(あごひげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
腮
漢検1級
部首:⾁
13画
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
“腮”で始まる語句
腮
腮髯
腮別
腮下
腮紐
腮骨
腮髭
“腮鬚”のふりがなが多い著者
上司小剣
夢野久作
田中貢太郎