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あぎと
ふりがな文庫
“あぎと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
アギト
語句
割合
顎
26.0%
腮
20.8%
頤
18.2%
腭
11.7%
鰓
10.4%
顋
7.8%
噞喁
5.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顎
(逆引き)
寒
(
かん
)
かぜに赤くひき
緊
(
しま
)
っている顔は、どこか
大人
(
たいじん
)
の
相
(
そう
)
をそなえ、大きくて高い鼻ばしらから
顎
(
あぎと
)
にかけての
白髯
(
はくぜん
)
も雪の眉も、為によけい美しくさえあった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あぎと(顎)の例文をもっと
(20作品)
見る
腮
(逆引き)
オヽ其男御眼にかゝろうと珠運
立出
(
たちいで
)
、つく/″\見れば鼻筋通りて眼つきりゝしく、
腮
(
あぎと
)
張りて一ト癖
確
(
たしか
)
にある
悪物
(
しれもの
)
、
膝
(
ひざ
)
すり寄せて肩怒らし
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あぎと(腮)の例文をもっと
(16作品)
見る
頤
(逆引き)
小獅子は
路
(
みち
)
へ橋に
反
(
そ
)
った、のけ
様
(
ざま
)
の
頤
(
あぎと
)
ふっくりと、
二
(
ふた
)
かわ
目
(
め
)
に
紅
(
こう
)
を
潮
(
ちょう
)
して、
口許
(
くちもと
)
の
可愛
(
かわい
)
らしい、色の白い
児
(
こ
)
であった。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あぎと(頤)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
腭
(逆引き)
此時ドルフの目に水を
穿
(
うが
)
つて来る松明の光が映つた。ドルフは最後の努力をして、自分がやつと
貪婪
(
どんらん
)
な鮫の
腭
(
あぎと
)
から奪ひ返した獲ものを、跡の方に引き摩つて浮いた。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
あぎと(腭)の例文をもっと
(9作品)
見る
鰓
(逆引き)
実をいふと、氏はその日川の
容子
(
ようす
)
を見に出掛けたので、
魚籠
(
びく
)
の用意だけはしてゐなかつた。で、
兵児
(
へこ
)
帯を縦に
割
(
さ
)
いて
魚
(
うを
)
の
鰓
(
あぎと
)
を
引
(
ひ
)
つ
括
(
くゝ
)
つて、その儘水に
游
(
およ
)
がせておいた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
あぎと(鰓)の例文をもっと
(8作品)
見る
顋
(逆引き)
両の肩怒りて
頸
(
くび
)
を没し、
二重
(
ふたえ
)
の
顋
(
あぎと
)
直ちに胸につづき、
安禄山
(
あんろくざん
)
風の腹便々として、牛にも似たる
太腿
(
ふともも
)
は行くに
相擦
(
あいす
)
れつべし。
顔色
(
いろ
)
は思い切って
赭黒
(
あかぐろ
)
く、鼻太く、
唇
(
くちびる
)
厚く、
鬚
(
ひげ
)
薄く、
眉
(
まゆ
)
も薄し。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
あぎと(顋)の例文をもっと
(6作品)
見る
噞喁
(逆引き)
春水の盥に鯉の
噞喁
(
あぎと
)
かな
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
あぎと(噞喁)の例文をもっと
(4作品)
見る
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おとがひ
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