“游”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
およ77.8%
あそ20.0%
ゆう2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
性来、特に現在はなはだ人間嫌いになった私にとってもこの人が島へくることは一尾のますおよいできたような喜びを与える。——追記。
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)
きみこれきてこれけんとしていはく、「かうなるかな、ははめのゆゑ刖罪げつざいをかせり」と。きみ果園くわゑんあそぶ。彌子びしももくらうてあまし。((彌子))つくさずしてきみたてまつる。
そのうちわたくしは富士川ゆうさんに種々の事を問いにった。富士川さんがこれに答えた中に、京水の墓は常泉寺のかたわらにあるという事があった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)