“鱒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ます98.1%
トラウト1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
性来、特に現在はなはだ人間嫌いになった私にとってもこの人が島へくることは一尾のますおよいできたような喜びを与える。——追記。
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)
あなたはおひるから、ますおよいでるのが見える池へ連れてつてやると仰しやつたぢやないの。あたしまだ鱒を見たことがないんですもの。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
ライプチッヒ、ゲヴァンドハウス弦楽四重奏団は、シューベルトの『トラウトの五重奏曲』を入れている。演奏は良いが吹込みは古い。
この曲はトラウトの五重奏以上の名曲で、シューベルトの室内楽中でも一、二の傑作だ。ほかに比較するレコードもないが、演奏もなかなか良い。