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鰒
ふりがな文庫
“鰒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふぐ
60.9%
あわび
26.1%
あはび
8.7%
ふく
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふぐ
(逆引き)
鰒
(
ふぐ
)
は多し、また
壮
(
さかん
)
に
膳
(
ぜん
)
に上す国で、魚市は言うにも及ばず、市内到る処の魚屋の店に、春となると、この
怪
(
あやし
)
い
魚
(
うお
)
を
鬻
(
ひさ
)
がない処はない。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰒(ふぐ)の例文をもっと
(14作品)
見る
あわび
(逆引き)
かつて海底に径寸の
鰒
(
あわび
)
の珠を、
獲
(
え
)
させられたという物語は伝わっているが、それはまだ考古家の眼にも触れず、またしばしばあった事とも思われない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鰒(あわび)の例文をもっと
(6作品)
見る
あはび
(逆引き)
鰒
(
あはび
)
を
河豚
(
ふぐ
)
だと思ふやうな人も少しは出來たりしたが、それをまた
訛言
(
なまり
)
だの、方言だのと、物識り顏に、ごりがんをきめ込むこともない。
ごりがん
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
鰒(あはび)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ふく
(逆引き)
『……甘いこと云うな。
鰒
(
ふく
)
をば喰い
能
(
き
)
らんような奴は、博多の町では育ち能らんぞ。今から慣らしておかにゃ、詰まらんぞ。
中毒
(
あた
)
って死ぬなら今の
中
(
うち
)
じゃないか』
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鰒(ふく)の例文をもっと
(1作品)
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“鰒(アワビ)”の解説
アワビ(鮑、鰒、蚫、en: abalone æbəˈləʊni)は、ミミガイ科の大型の巻貝の総称。雌雄の判別は外見からではほぼ不可能で、肝ではなく生殖腺の色で見分ける。生殖腺が緑のものがメス で、白っぽいものがオスである。
(出典:Wikipedia)
鰒
漢検1級
部首:⿂
20画
水生動物関連の漢字
黒鯛
鶏魚
鱸
鱶
鱧
鱠
鱚
鱒
鱈
鰻
鰺
鰹
鰯
鰮
鰥
鰤
鰡
鰕
鰐
鰍
...
“鰒”の関連語
鮑
蚫
“鰒”を含む語句
鰒汁
鰒玉
虎鰒
小鰒
干鰒
赤目鰒
鰒好
鰒珠
“鰒”のふりがなが多い著者
村井弦斎
上司小剣
正岡容
小栗虫太郎
南方熊楠
泉鏡花
佐藤垢石
柳田国男
夢野久作
和辻哲郎