“鰒”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
ふぐ68.4%
あわび15.8%
あはび10.5%
ふく5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鰒”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学4.5%
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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ふぐは多し、またさかんぜんに上す国で、魚市は言うにも及ばず、市内到る処の魚屋の店に、春となると、このあやしうおひさがない処はない。
〔出典〕茸の舞姫(新字新仮名)/泉鏡花(著)
一座は、いまの円太郎、小せん、小半次と云つた名題の愚連隊揃ひ、川柳点に所謂「片棒をかつぐゆうべのふぐ仲間」だから耐らない。
〔出典〕落語家温泉録(新字旧仮名)/正岡容(著)
かつて海底に径寸のあわびの珠を、させられたという物語は伝わっているが、それはまだ考古家の眼にも触れず、またしばしばあった事とも思われない。
〔出典〕海上の道(新字新仮名)/柳田国男(著)
加波山で猟れた鹿らしく鹿島の猟で採れたあわび新治にいばりの野で猟れた、しぎ、那珂の川でとれたという、蜆貝しじみがい
〔出典〕富士(新字新仮名)/岡本かの子(著)
夕飯には吾儕の爲にあはびを用意して、それを酢にして、大きな皿へ入れて出した。
〔出典〕伊豆の旅(旧字旧仮名)/島崎藤村(著)
それでも、言葉や文字の中には長い間にちよい/\間違つて了つて、あはび河豚ふぐだと思ふやうな人も少しは出來たりしたが、それをまた訛言なまりだの、方言だのと、物識り顏に、ごりがんをきめ込むこともない。
〔出典〕ごりがん(旧字旧仮名)/上司小剣(著)
◇第五個条が、死ぬまでふくを喰う事――
〔出典〕近世快人伝(新字新仮名)/夢野久作(著)