“鰒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふぐ61.9%
あわび23.8%
あはび9.5%
ふく4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鰒”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.9%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
一座は、いまの円太郎、小せん、小半次と云つた名題の愚連隊揃ひ、川柳点に所謂「片棒をかつぐゆうべのふぐ仲間」だから耐らない。
落語家温泉録 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
りん青年の手料理だが、新鮮無類の「北枕」……一名ナメラという一番スゴイふぐ赤肝あかぎもだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
加波山で猟れた鹿らしく鹿島の猟で採れたあわび新治にいばりの野で猟れた、しぎ、那珂の川でとれたという、蜆貝しじみがい
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
かつて海底に径寸のあわびの珠を、させられたという物語は伝わっているが、それはまだ考古家の眼にも触れず、またしばしばあった事とも思われない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
夕飯には吾儕の爲にあはびを用意して、それを酢にして、大きな皿へ入れて出した。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
それでも、言葉や文字の中には長い間にちよい/\間違つて了つて、あはび河豚ふぐだと思ふやうな人も少しは出來たりしたが、それをまた訛言なまりだの、方言だのと、物識り顏に、ごりがんをきめ込むこともない。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
そげな調子で、いつから喰い初めたか判然わかりませんが、ふくでは随分、無茶をやりました。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
『……甘いこと云うな。ふくをば喰いらんような奴は、博多の町では育ち能らんぞ。今から慣らしておかにゃ、詰まらんぞ。中毒あたって死ぬなら今のうちじゃないか』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)