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『ごりがん』
ふりがな文庫
『
ごりがん
(
)
』
先づごりがんといふ方言の説明からしなければならない。言葉の説明は、外國語でも日本語でも、まことに難儀なことで、其の言葉自身より外に、完全な説明はないのだ。言葉をもつて言葉を説明するといふほど愚かなことはない。言葉を説明するものは、言葉の發す …
著者
上司小剣
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約56分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
合
(
あふ
)
同
(
お
)
弄
(
いぢ
)
命
(
つ
)
季
(
すゑ
)
弄
(
なぶ
)
彼方
(
あなた
)
乃
(
そこ
)
提
(
ひつさ
)
斜
(
なゝめ
)
梧桐
(
あをぎり
)
莞爾
(
につこり
)
襯衣
(
しやつ
)
鰒
(
あはび
)
出山
(
しゆつさん
)
厠
(
かはや
)
可笑
(
をか
)
彼處
(
あすこ
)
急須
(
きふす
)
性急
(
せつかち
)
息
(
やす
)
擲
(
なぐ
)
柄杓
(
ひしやく
)
横柄
(
わうへい
)
此寺
(
こゝ
)
永劫
(
えいごふ
)
況
(
ま
)
漢
(
かん
)
疎
(
まば
)
蜀
(
しよく
)
蠑螈
(
ゐもり
)
蠢
(
うご
)
象
(
かたど
)
跛足
(
びつこ
)
違
(
たが
)
頷
(
うなづ
)
食
(
は
)
上國
(
かみがた
)
不如
(
しかず
)
乾枯
(
ひから
)
京紅
(
きやうべに
)
仲臣
(
なかとみ
)
何時
(
いつ
)
借
(
か
)
偖
(
さて
)
兎
(
と
)
兎角
(
とかく
)
内部
(
なか
)
凝
(
こ
)
北叟
(
ほくそ
)
千木
(
ちぎ
)
反故
(
ほご
)
可味
(
うま
)
在家
(
ざいけ
)
坐禪
(
ざぜん
)
塵埃
(
ほこり
)
宛行
(
あてが
)
容物
(
いれもの
)
寺方
(
てらかた
)
巽
(
たつみ
)
庫裡
(
くり
)
彷徨
(
さまよ
)
徑
(
こみち
)
思索
(
しさく
)
怪訝
(
けげん
)
慇懃
(
いんぎん
)
懷中
(
ふところ
)
扱
(
しご
)
掌
(
てのひら
)
撥
(
は
)
敵
(
かたき
)
昨夜
(
ゆうべ
)
朝臣
(
あそん
)
朱坭
(
しゆでい
)
根氣
(
こんき
)
梵妻
(
だいこく
)
樵夫
(
きこり
)
河豚
(
ふぐ
)
活
(
い
)
淹
(
い
)
濶
(
ひろ
)
烏坭
(
うでい
)
畸人
(
きじん
)
皆目
(
かいもく
)
石徑
(
せきけい
)
窄
(
すぼ
)
糸底
(
いとぞこ
)
紫坭
(
しでい
)
老
(
ふ
)
腥
(
なまぐさ
)
腮髯
(
あごひげ
)
舒
(
の
)
茘枝
(
れいし
)
蒙昧
(
もうまい
)
薄縁
(
うすべり
)
蜥蜴
(
とかげ
)
裡
(
うち
)
褞袍
(
どてら
)
訛言
(
なまり
)
貧衲
(
ひんなふ
)