ごりがん
先づごりがんといふ方言の説明からしなければならない。言葉の説明は、外國語でも日本語でも、まことに難儀なことで、其の言葉自身より外に、完全な説明はないのだ。言葉をもつて言葉を説明するといふほど愚かなことはない。言葉を説明するものは、言葉の發す …
作品に特徴的な語句
あふ いぢ すゑ なぶ 彼方あなた そこ ひつさ なゝめ 梧桐あをぎり 莞爾につこり 襯衣しやつ あはび 出山しゆつさん かはや 可笑をか 彼處あすこ 急須きふす 性急せつかち やす なぐ 柄杓ひしやく 横柄わうへい 此寺こゝ 永劫えいごふ かん まば しよく 蠑螈ゐもり うご かたど 跛足びつこ たが うなづ 上國かみがた 不如しかず 乾枯ひから 京紅きやうべに 仲臣なかとみ 何時いつ さて 兎角とかく 内部なか 北叟ほくそ 千木ちぎ 反故ほご 可味うま 在家ざいけ 坐禪ざぜん 塵埃ほこり 宛行あてが 容物いれもの 寺方てらかた たつみ 庫裡くり 彷徨さまよ こみち 思索しさく 怪訝けげん 慇懃いんぎん 懷中ふところ しご てのひら かたき 昨夜ゆうべ 朝臣あそん 朱坭しゆでい 根氣こんき 梵妻だいこく 樵夫きこり 河豚ふぐ ひろ 烏坭うでい 畸人きじん 皆目かいもく 石徑せきけい すぼ 糸底いとぞこ 紫坭しでい なまぐさ 腮髯あごひげ 茘枝れいし 蒙昧もうまい 薄縁うすべり 蜥蜴とかげ うち 褞袍どてら 訛言なまり 貧衲ひんなふ