“扱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しご32.1%
あつか26.3%
19.3%
あしら7.0%
あつかい2.9%
あし2.5%
しごき2.1%
あつ1.6%
あつかひ1.6%
1.2%
こい0.8%
こき0.8%
あつかっ0.4%
こな0.4%
こはし0.4%
つか0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隅の階子段て空ざまに髯をいた。見よ、下なる壁に、あのの毛皮、なる筒袖の、抱着いたごとく膠頽として掛りたるを——
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
佐賀錦紙入から、の、ざく/\と銅貨まじりをつた、岡田夫人八千代さんの紙包みの、こなしのきれいさをでもえてる。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
実をいふと、お高婆さんもその皮肉家の一で、伊達太夫などは稽古のたんびに随分こつされるばかりか、うかすると
すると浅果な男心は直ぐ我楽多のやうな、ぞんざいなを見せて、うかすると神様の傑作に対して敬意を失するやうな事になる。
次兄は十一、二歳の頃、漢学を習いに、因州の儒者佐善元立という人の所へ通っておりました。出来がよいと直に特別にされます。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
蜜蜂を扱ふのに面帕が要るやうだつたら、女をらふにはそれを二枚重ねなければならぬ。臆病者に限つて剣は長いのを持つてる世の中だから。
寝衣か何か、白地浴衣ねたのを着て、をグルグル巻にし、上に不断の羽織をはおっている秩序ない姿もめかしくて、此人には調和い。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
泥棒かつたんでせう。それともにならないんで、してれるになつたんですかね。しろらしいで」と坂井つてゐた。それから
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
和田垣博士がを評して「巴里人は髑髏を見世物にして居る」と批難せられたといふのはもである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
を流れるやうに、手もとにくり寄せられる糸が、動かなくなつた。引いてもいても通らぬ。筬の歯が幾枚もれて、糸筋の上にかゝつて居るのが見える。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ともはやのあたりがむずむずして来た、平手て見ると横撫に蛭のをぬるぬるとすべるという、やあ、乳の下へんで帯の間にも一くなってそッと見ると肩の上にも一筋。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おつぎがしのてゝ辨慶縞單衣るやうにつてからは一際注目いた。交叉してあげる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
始終う身構えにして居るから、私の処には官軍方の人も颯々と来れば、賊軍の人も颯々と出入りして居て、私は官でも賊でも一切構わぬ、何方に向ても依怙贔屓なしにて居るから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
私はきっと、人違いだと思いながら、何気なく見ていると、物の云い方から身のし方まで、舞台の上の染之助とは、似ても似つかぬほど、卑しくて下品で、見ていられないのですよ。
ある恋の話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
休みに南瓜の飯を煮とったら、森田のお安様が年貢取りに来て、火端へ上ってお出で、南瓜煮えたけ! さう云って一つ突つき乍ら、おめえ米なんちふものはな、有りゃ有って
夏蚕時 (新字旧仮名) / 金田千鶴(著)
としちゃあ、お客にまで気を悪くさせるから伏せてはあろうが、お前さんだ、今日は剃刀をわねえことを知っていそうなもんだと思うが、でも気がつかねえでいるのかしら。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)