“短”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みじか67.4%
みじ10.1%
たん5.1%
みじけ2.9%
みぢ2.9%
みぢか2.9%
ひく2.2%
ちぢ0.7%
つま0.7%
0.7%
(他:6)4.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“短”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)4.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
みじかざしは、いろづいた木立こだちや、屋根やねうえに、黄色きいろえていました。
世の中へ出る子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
反對はんたいみじか休息きゆうそくしたのち場合ばあひ噴火ふんか比較的ひかくてきよわい。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
みじかきちぎりにあさましき宿世しゆくせおもへば、一人ひとりのこりてなんとせん
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
シヤツはながし、ヅボンしたみじかし、上着うはぎさかないたにほひがする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
今、世の人心として、人々ただちに相接すれば、必ず他のたんを見て、そのちょうを見ず、己れに求むること軽くして人に求むること多きを常とす。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
と、そのたんたすけ合っていてくれるという風だったのである。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうよなア、こちとら気がみじけえんだ。どこでもいいから、ぱッと燃え上っちまえ!」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「おい、そう真面目くさらねえで、早く下りて来ねえな。日はみじけえやな」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すそみぢかでそでひぢよりすくない、糊気のりけのある、ちやん/\をて、むねのあたりでひもゆはへたが
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
夜着よぎみぢかしながし。
桜さく島:春のかはたれ (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
下腹したつぱらほうぬけにはずんでふくれた、あしみぢかい、くつおほきな、帽子ばうしたか
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
現存石器時代人民中には、此の如き物にみぢかへて短刀たんとうの如くに用ゐ、或は長き柄を添へてやりとする者有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
誰かが、不用だといっていたインバネスが、身長たけひくいおじいさんの、丁度よい外套になりはしたが——
きしやなぎみなひくい、土手どてまつはいふまでもない
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ぢや、戸締とじまりして了ひませうか、ほんに今晩のやうな気の霽々せいせいした、しんの底から好い心持の事はありませんよ。あの気違さんぢやどんなに寿いのちちぢめたか知れはしません。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
運転手は顔の寸のつまったいっこくらしい男である。
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
「冬は日がイじけエろ。起きれてがんね」
あわれみとる蒲公たんぽぽくきみじかくして乳をあませり
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
みずから手を下して自己の生命をみじこうするにあらざる以上、人はいつまで生きるものか予想し難い。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
あわれしる蒲公たんぽぽけいみじこうして乳をあませり
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
かみみちかくかりあげて頬足ゑりあしのくつきりとせしなど今更いまさらのやうにながめられ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ところが、二首目になると、山のしら雲の聯想が、大祓詞の高山・ヒキ山のいほり——廬と雲気との間を往来してゐる——に繁つて行つて、神のいます処を希求すると謂つた豹変をしてゐる。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ハシたてゝ いつかのぼらむ。ミジカ山 高山 神のいますいほりに
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)