“刈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
か80.0%
かり7.4%
がり5.3%
が3.2%
かる2.1%
かつ2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、来たな。蟻(あり)のようにやってくる。おい、さあ、早くベルを鳴らせ。今日はそこが日当りがいいから、そこのとこの草を刈(か)れ。」
どんぐりと山猫 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
刈(かり)しほと麥は刈られぬ。刈麥の穗麥は伏せて、畝竝(うねなみ)にさららと置きぬ。麥刈れば戰(そよ)ぐさみどり、畝(うね)の間(ま)にすでに伸びつる陸稻(をかぼ)ならしも。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
今度はおれの五分(ぶ)刈(がり)の頭を掠(かす)めて後ろの方へ飛んで行った。山嵐はどうなったか見えない。こうなっちゃ仕方がない。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこの先生は私のまだあわない方で実にしゃれたなりをして頭の銀毛などもごく高尚(こうしょう)なドイツ刈(が)りに白のモオニングを着て教壇(きょうだん)に立っていました。
茨海小学校 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
草(くさ)を刈(かる)鎌(かま)をさへ買求(かひもとむ)るほどなりければ、火の為(ため)に貧(まづし)くなりしに家を焼(やき)たる隣家(りんか)へ対(むか)ひて一言(いちごん)の恨(うらみ)をいはず、交(まじは)り親(したし)むこと常にかはらざりけり。
其處(そこ)で其(その)翌日(あくるひ)は愈〻(いよ/\)怠惰屋(なまけや)の弟子入(でしいり)と、親父(おやぢ)は息子(むすこ)の衣裝(みなり)を作(こし)らへ頭(あたま)も奇麗(きれい)に刈(かつ)てやつて、ラクダルの莊園(しやうゑん)へと出(で)かけて行(い)つた。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)