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刈込
ふりがな文庫
“刈込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かりこみ
66.7%
かりこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりこみ
(逆引き)
丁度其の頃
湯島
(
ゆしま
)
切通
(
きりどお
)
しに
鋏鍛冶
(
はさみかじ
)
金重
(
かねしげ
)
と云う名人がございました。只今は
刈込
(
かりこみ
)
になりましたが、まだ
髷
(
まげ
)
の有る時分には
髪結床
(
かみゆいどこ
)
で使う大きな鋏でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
久しく
刈込
(
かりこみ
)
を怠った髪は乱れたままで頭に
生
(
お
)
い
被
(
かぶ
)
さっていた。風呂で
濡
(
ぬ
)
らしたばかりの色が
漆
(
うるし
)
のように光った。なぜだかそれが彼の眼には暴風雨に荒らされた後の庭先らしく思えた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
刈込(かりこみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かりこ
(逆引き)
泊岩
(
とまりいわ
)
の奇岩の
累々
(
るいるい
)
たるあたりは、これまた自らなる庭園で、小さな盆地には水を
湛
(
たた
)
え、
黄楊
(
つげ
)
、つつじなどの群生しているものは、皆
刈込
(
かりこ
)
んだような形をしており、有明海
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
刈込(かりこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“刈込”の解説
刈込、刈り込み、苅込(かりこみ)は、樹木(主に常緑樹)の高中木・低木の高さや幅を整えるために葉や枝を切り揃える日本の園芸の技術である。特に生垣などでよく見られる。
玉型・四角型などに形を整えることが多いが、混植された多数の樹木を刈り込むことで築山や蓬莱山などひとつの大きな形を表現する「大刈込」と呼ばれる技法も存在する。
(出典:Wikipedia)
刈
常用漢字
中学
部首:⼑
4画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“刈”で始まる語句
刈
刈萱
刈羽
刈株
刈田
刈入
刈谷
刈穂
刈稲
刈藻
“刈込”のふりがなが多い著者
菊池幽芳
三遊亭円朝
夏目漱石