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累々
ふりがな文庫
“累々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
るいるい
83.6%
るゐ/\
10.4%
つぶつぶ
1.5%
やつやつ
1.5%
るい/\
1.5%
るゐるゐ
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るいるい
(逆引き)
金売りの商人が話した通りに、原の奥には大きい奇怪な石が横たわって、そのあたりには無数の骨や羽が
累々
(
るいるい
)
と積みかさなっていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
累々(るいるい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
るゐ/\
(逆引き)
累々
(
るゐ/\
)
たる墳墓の地、苔滑らかに草深し、もゝちの人の
魂魄
(
こんぱく
)
無明の夢に入るところ。わがかしこに
棲
(
す
)
みし時には、朝夕杖を携へて幽思を養ひしところ。
鬼心非鬼心:(実聞)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
累々(るゐ/\)の例文をもっと
(7作品)
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つぶつぶ
(逆引き)
滝さんお聞き、蛇がその
累々
(
つぶつぶ
)
した
鱗
(
うろこ
)
を立てるのを見ると気味が悪いだろう、何さ、
恐
(
こわ
)
くはないまでも、可い心持はしないもんだ。蟻でも蠅でも、あれがお前、万と千と
固
(
かたま
)
っていてみな、
厭
(
いや
)
なもんだ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
累々(つぶつぶ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
やつやつ
(逆引き)
観音丸
(
かんのんまる
)
の船員は
累々
(
やつやつ
)
しき
盲翁
(
めくらおやじ
)
の手を
執
(
と
)
りて、
艀
(
はしけ
)
より本船に
扶乗
(
たすけの
)
する時、かくは
呟
(
つぶや
)
きぬ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
累々(やつやつ)の例文をもっと
(1作品)
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るい/\
(逆引き)
赤硝子戸、赤き卵の
累々
(
るい/\
)
とつまりたる函
縁側
(
ゑんがは
)
に見ゆ
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
累々(るい/\)の例文をもっと
(1作品)
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るゐるゐ
(逆引き)
さうしてその葡萄の葉の間には、蜂の巣のやうな葡萄の房が、
累々
(
るゐるゐ
)
と紫に下つてゐた。明子はその金色の格子の前に、頭の禿げた彼女の父親が、同年輩の紳士と並んで、葉巻を
啣
(
くは
)
へてゐるのに遇つた。
舞踏会
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
累々(るゐるゐ)の例文をもっと
(1作品)
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累
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
々
3画
“累々”で始まる語句
累々乎
“累々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
林不忘
吉川英治
佐野昌一
夏目漱石
井上円了
中島敦
久保田万太郎
高浜虚子
北原白秋